ソラシドトリガー! -Sorashido Trigger!-

前略、画面の前の読者様 このブログに書かれてることは的外れな主観です。だから決して、このブログの記述は鵜呑みにしないで下さい。

好き勝手に好きな曲を紹介したい! その㉗ 羽多野渉『My Hero My No.1』

その㉖はこちら

rororomaturity.hatenablog.com

 

 

今回紹介する曲はこちら、羽多野渉『My Hero My No.1』。

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My Hero My No.1

My Hero My No.1

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アニメ『バトルスピリッツ 覇王(ヒーローズ)』のED、あの枠のアニメは前作『ブレイヴ』の途中から起きられなくなりあまり観なくなってたんだけど、たまに7時20分ごろにテレビつけて戦隊が始まるまでに観てて「今のバトスピのEDいい曲だよなー」と結構気に入ってた、というか今も好き。アニメの方はメインヒロインの夢が世界征服という点はぶっ飛びすぎてて今でも覚えてる。

 

これ以前のバトスピのEDは『バシン』だと正統派のアイドルソング、『激覇』の前期はしんみりとして後期は楽しげ、『ブレイヴ』は妙にホモ臭い大人っぽい、どれも全く違う雰囲気ながら頭に残る曲が多くOP含め好きな曲が多い中、一番はどれかと訊かれたら間違いなくこの『My Hero My No.1』。これまでとは打って変わって王道寄りの少年漫画らしさ全開な、大きな夢を持った少年が時に道を阻まれたり迷っても自分自身を信じて貫き通し夢へと向かって突き進んでいくロックソング。羽多野さんのイケボな歌声や自身を鼓舞するかのような歌詞、夢に近づくラストはちょっぴり泣けてくるように、いちいち説明すると細かすぎて伝わらないような好きな部分も多い。

特に好きなのがサビの「僕のヒーローは僕自身なんだ!」という歌詞、曲の中でもわずかに触れられているように、夢を邪魔するものが現れると自信を無くしたり落ち込んだりすることもあるけど、自分が正しいと思ったことに間違いはないと信じればおのずと道が切り開けたりもする。自分を救えるのは自分だけ、現代では様々な声や意見が交わり他人の声に惑わされることもあるので、こういうフレーズを忘れずに過ごしていきたい。

 

 

その㉘に続く

好き勝手に好きな曲を紹介したい! その㉖ ¥Cuスタ平『RISING STRIKE』

その㉕はこちら

rororomaturity.hatenablog.com

 

 

今回紹介する曲はこちら、¥Cuスタ平(えんどう すたへい)『RISING STRIKE』

RISING STRIKE

RISING STRIKE

  • ¥Cuスタ平
  • コメディ
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

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同人ゲーム『電車でD Rising Stage』のOP曲。電Dネタかよとか言わない

電車でDのOPは全シリーズをこの¥Cuスタ平さんが担当しており、どれも運転士たちのプライドを賭けた勝負に相応しい熱い曲が多いのだけど、この『RISING STRIKE』はやや違ってスタイリッシュな編曲が特徴。・・・というか完全に仮面ライダー電王の『Climax Jump』にそっくり。まぁLSとBSのOPは完全にガンダムSEEDだしこの人の他の曲も『著作の権』や『アニメだ』といった明らかなパロディソングが多いしそんなもんなんだろうけど。なお筆者はこのことに気付くのに7年かかった模様。

 

曲そのものは元ネタ通りスタイリッシュらしさが目立つが、従来のOPらしい熱さもあり、特に歌詞は「勇気と無謀のギリギリその狭間を突き抜けて」「止まらずに今夜も走りぬけ」「勝っても負けてもまだまだ終わりのない一直線」と、軌道最速を目指す男たちのD仕業(レース)に対する熱い想いが込められている。特に好きなのが出だしの「走れその身を鋼の愛馬に乗せて」、車両を鋼の愛馬と呼ぶのはセンスありすぎるよね。実際、登場人物も自身の運転する車両に愛着を持ってる描写があるし。会社のものだけど

もう一つ好きなのが、締めの終電感あるチャイム。ちょっとだけ寂しさもありつつ激闘を終えた後の熱狂の残響が消えないまま帰路につく光景が浮かんでくる、電車に乗ると絶対どこかで降りることになるんだから、鉄道ソングにピッタリな終わり方だと思う。

 

 

その㉗に続く

好き勝手に好きな曲を紹介したい! その㉕ 『ツッパリくんVS関取マン』

その㉔はこちら

rororomaturity.hatenablog.com

 

 

今回紹介する曲はこちら、『ツッパリくんVS関取マン』

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ツッパリくん vs 関取マン

 

てーきゅう』7期のOPで以下の主要メンバー4人が歌唱している。

押本ユリ(CV:渡部優衣

新庄かなえ(CV:三森すずこ

高宮なすの(CV:鳴海杏子

板東まりも(CV:花澤香菜

6期までは各キャラのソロやアーススタードリームなどが担当していたため、CMでなすの先輩が「やっとみんなで歌えた」と歓喜した通り、こっちもずっと4人での合唱を待ち望んでいた。

 

『ツッパリくんVS関取マン』という曲名だが、別にアニメ本編にそんな人たちは出てないし、不良ソングらしさを出してても(一応)テニスアニメなので『てーきゅう』を知らない人が聴いたら全然作品と関係ない曲と思われるかもしれないが、実際はテニスを全くせずに野球したりボウリング場でうどん食べたり宇宙人と麻雀したりするアニメなので、そんな無茶苦茶ぷりやアニメと全然関係ないというのがかなり合ってる、それは他の曲もそうだけど。

これまで個性の強い曲を歌唱していた各々がそのままに可愛らしさと不良っぽさを出しながら楽しそうに歌ってるのもそうだし、1期と3期以外の主題歌を手掛けたやしきん節が随所に織り込まれて中毒性も高い。同じ人が手掛けただけあって『ダイパンダ』と構成が似てる気もする、あっちの方が後だけど。そもそも不良ソングなのに歌詞だけはツッパリらしさがあるのに尾崎豊ブルーハーツと真逆のことを言ってたり曲そのものは割とギャグアニメらしい楽しい感じなのもてーきゅうらしい。みんな言ってるけど最後のサビ前の「ドブネズミにキスしないで」の妙に色っぽいなすの先輩と「平凡な俺のォオ!」と完全にヤンキーになりきってる まりもの歌い方いいよね。

 

7期はキービジュアルなどから、もしかしたら『てーきゅう』のアニメは7期で終わりで、4人で歌うことが集大成であることを暗示していたりしてるのではとも考えていたが、別にそんなことはなかった。というか9期までやったんだから10期もやれよ!あそこまでやって完結までいかないのは勿体なさすぎる。

 

その㉖に続く

好き勝手に好きな曲を紹介したい! その㉔ Mashumairesh!!『キミのラプソディー』

その㉓はこちら

rororomaturity.hatenablog.com

 

 

今回からまた通常営業に戻ってこの曲を紹介、Mashumairesh!!『キミのラプソディー』

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キミのラプソディー

 

Mashumairesh!!のメンバーは以下の4名

ほわん(CV:遠野ひかる)

マシマヒメコ(CV:夏吉ゆうこ)

デルミン(CV:和多田美咲

ルフユ(CV:山根綺)

筆者は『SHOW BY ROCK!!』のアニメは1期の1話をチラっと観た程度で、関連楽曲もこれ以外だと同じグループが歌う『アノカナタリウム』しか知らないけど、この曲が好きなのとメンバーの声優4人中3人がウマ娘にも出演している(その内1人は最推しキャラの声を担当してる)ので『ましゅまいれっしゅ!!』だけでも観ておこうかなと思ってる、そのチラ見した1期1話が正直好みに合わなかったから少し不安だけど。

 

・・・曲の話に戻して、何でアニメ観てねーのにこれは知ってんだよと聞かれると、以前、他所様のブログを適当に漁ってた時に何かしらのお気持ち表明的なものを書いてる記事を見つけ、それにこの曲の商品情報が貼ってあったのがきっかけ。

キミのラプソディー

キミのラプソディー

  • Mashumairesh!!(CV:遠野ひかる、夏吉ゆうこ、和多田美咲、山根 綺)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

↑こんな感じに

この時点で「このアニメ観たことないけどいい曲だな」と感じてDL。そこから何度か帰り道とかに聴いてるうちに好きな気持ちが溢れてきて「やべぇ、アニソンの中でもトップ20に入るくらい好きかも」と完全に虜になってしまっていた。

 

少女たちが平凡な日々に鬱屈を感じながら時間を経つのも忘れて好きな人にどうやって自分の気持ちを伝えるか悩んだりしたり何とも言えない感情を赤裸々に歌い上げる様もそうだし、歌詞の通り放課後の風景を連想させる切なさと青春っぽさを感じさせる曲調が、好みにドンピシャだった。別に曲の好みに偏りは無いけど、この手では王道とも言える明るいポップな曲だったからアニメを観てなくてもすぐ好きになれたのかもしれない。実際、いい曲だと思ったのは上記のリンクからサビを聴いた時に従来のガールミーツガール的な作品らしさや仲間たちと共鳴するかのように想いを伝えようとする気持ちが、聞き手であるこちらに伝わってきたからこそだと思う。

 

ちょっとだけ切なくて楽しさも感じられる曲なので、良いことがあった日の帰り道なんかで流しては「想いは想いは~♪」とテンションを上げながら歌いながら帰路についてる。楽しいよ。

 

 

その㉕に続く

好き勝手に好きな曲を紹介したい! その㉓ Journey 『Separate Ways (Worlds Apart)』

その㉒はこちら

rororomaturity.hatenablog.com

 

前々々々回から引き続き野球に関する曲をピックアップ、たぶん今回が最後、Journey『Separate Ways (Worlds Apart)』

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Separate Ways (Worlds Apart) (Album Version)

 

イントロを聴いただけで大体の人は「こ、この曲は!」とピンとくるように、TBS系列でのWBCをはじめとする野球の国際試合中継のテーマ曲で有名な曲、というか洋楽詳しくない人でこれ好きな人の9割は野球ファンだと思う、そんなこと言ってる自分がその内の一人。

野球好きに目覚める前ながら歴代大会の中で一番熱中してテレビの前で侍ジャパンの戦いを見守ってたであろう2009年のWBCにて、松坂・ダルビッシュ・岩隈・イチロー・村田・城島らが投げては打っての活躍を収めたハイライトシーンなどで使われて、世界大会特融の緊張感や世界一を賭けた決戦にマッチしたロックなメロディや歌声に当時子供だった筆者もその渋さに魅了されていた。野球中継のテーマならNHKやフジのも好きだけど、これは世界大会というリーグ戦や日本シリーズ以上の大舞台で使われてるからこそ特別感があるし、「この曲がかからないと始まらない」とまで思わされる。今となっては10年以上使われてることもあって伝統もあり、第2回大会のメンバーだけでなく井端や鳥谷、筒香山田哲人鈴木誠也と連想する選手は変われど、この曲をバックに戦った過去の選手たちの魂も引き継いでいるような気もするし、どの世代にも通用する。

ニコニコ大百科などでは世界一ダサいPVなんて言われてたりするけど、それに反比例するかのように曲自体はかっこよくて、野球中継でない時にかかってもあのイントロがかかるだけで「おっ!」と反応してしまう。歌詞は和訳すると恋愛(失恋?)を描いてるようだけど完全に野球の曲として定着してしまっているから今更本当の意味を知ったところでイメージは変わったりしない、バラエティ番組とかもそうだけどテーマ曲の選定ってかなりセンスが問われるよね、少なくともこの曲を野球中継のテーマに選んだ人はずば抜けたセンスの持ち主だと思う。

 

 

その㉔に続く

好き勝手に好きな曲を紹介したい! その㉒ 沢村栄純(CV:逢坂良太)with オーイシマサヨシ『BRAND NEW BLUE』

その㉑はこちら

rororomaturity.hatenablog.com

 

 

前々々回に引き続き野球にまつわる曲をピックアップ、今回はこちら、沢村栄純(CV:逢坂良太)with オーイシマサヨシ『BRAND NEW BLUE』

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ダイヤのA-SECOND SEASON-新EDテーマCD BRAND NEW BLUE

 

アニメ『ダイヤのA -SECOND SEASON-』の第4クールEDテーマであるこの曲、秋大決勝から第1部のラストにかけてのエピソードに使われたこともあって、主人公・沢村栄純の歩んだ濃厚な1年の集大成や物語の完結を迎えるかのような雰囲気を漂わせる曲となっている。

失敗だってあった、ピンチにぶちあたることだって何度もあった、決していいことばかり起きたわけじゃない。でもそれも経験、がむしゃらに夢を追い続けて泥だらけになりながらも仲間と助け合い色んな人たちに支えられながら一つずつ経験を積み重ねていき自らで選んだ道を進んできた。その軌跡を象徴しているのが「青道(ここ)は最強って決めたんだ!」という歌詞、地元の仲間とまた野球がやりたいという気持ちに揺らぎがなかった沢村が御幸との出会いをきっかけに青道を選び、やがて「このチームならどこと戦っても負ける気がしない」と思うほど青道に愛着が湧いてくる、あの1年間で沢村が出した答えがこのワンフレーズに記されている。

原作にして47巻分、アニメの放送期間は2年半、濃密すぎる沢村の1年間の成長や挫折が自然に回想され、沢村自身だけでなく、初代OP『Go EXCEED!!』からずっとダイヤのAを支えてきたオーイシおにいさんが合いの手を担当してるのもあって、長い道のりの終わりが見えてくるような感じがして泣けてきてしまう。これは実質ダイヤのAという作品の卒業ソングみたいなものだよ、これが沢村世代の卒業式のシーンで流されたら絶対泣く。まぁ、自分の中では『ダイヤのA』は2年夏まででラストは3年生になった沢村と降谷のどっちがエースナンバーを手にしたか敢えてぼかして完結すると予想してるからそこまでいくかは分からないけど。

 

 

その㉓に続く

好き勝手に好きな曲を紹介したい! その㉑ 喜多修平『泥だらけの星』

その⑳はこちら

rororomaturity.hatenablog.com

 

前々回より引き続き野球に関連した曲をピックアップ、今回はこちら、喜多修平『泥だらけの星』

泥だらけの星

泥だらけの星

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どうやら巨人の星パチスロに使われている曲だそうで。自分は別にスロは打たないしアニメのパチンコ化に抵抗はないので(牙狼の続編が作られてるの7割がパチンコの恩恵だし)、良い曲であれば媒体は問わないと思っております。

 

巨人の星といえば「重いコンダラ」でお馴染み(?)の『ゆけゆけ飛雄馬』が有名だけど、この『泥だらけの星』は言うなれば「平成版巨人の星の主題歌」とも言うべきか、曲調は現代チックながら歌詞はスポ根の王道を押さえている。

「弱さを断ち切り立ちふさがる壁に全てを賭けろ」「いばらの道選んだ先に勝利が待ってるならどんな辛い日々も耐えてみせる」「この道の厳しさを語る 傷知ることで強くなれると」、自分は巨人の星に関してはテレビで紹介された分やクリスマス回のような有名なシーンぐらいしか知らないけど、それらや『ゆけゆけ飛雄馬』の歌詞から、ひたすらに過酷な特訓を乗り越え辛くても決して折れず試合やライバルに勝利することを目的に限界をも超えて己を鍛えてゆく姿は容易に想像でき、それらはこの『泥だらけの星』からも伝わってくる。

昔ながらの根性論は今となっては時代遅れで今の人たちにとっては聞こえは悪いかもしれないけど、それでもこの曲はスポ根ソングではあるものの、作品の根っこの部分はなるべくそのままに他は近年のアニソンなどに合わせてあるので、『メジャー』や『ダイヤのA』のような近代・現代の熱いスポーツものにピッタリな曲になっているから、それらの作品が好きな人にも受け入れられやすいと思う。昭和・平成・令和と時代を問わずスポーツ、あるいは野球という国民的球技が好きな人には刺さる一曲なんじゃないかな。

 

 

・・・さて、巨人の星はあんまり知らない、パチスロも打たない自分が何故この曲を知ったかと言うと、ニコニコ動画に投稿された『パワプロクンポケット』の二次創作、「カオスフルswing編」という動画にて使われていたのがきっかけ。

www.nicovideo.jp

↑曲をすぐ聴きたい人は0:50秒から

 

二次創作なだけあって、歴代のパワポケシリーズのキャラだけでなく、ハルヒサンレッド初音ミクなどのニコニコでもお馴染みのキャラクターたちが織り成すカオスな群像劇を描いた本作のPVかOPかどっちかの動画にてこの『泥だらけの星』を使用していたことから今でも好きな曲の一つとなっている。こういうそれなりに視聴者の多いシリーズで比較的知名度の低い曲を使われてそれが自分の好みに合うとめちゃくちゃ記憶に残るんだよねぇ。というか巨人の星ファンと喜多修平ファン以外でこの曲好きな人の半数はこの動画から入ったんじゃない?それくらい影響与えてると思うよ。

 

 

その㉒に続く