ソラシドトリガー! -Sorashido Trigger!-

前略、画面の前の読者様 このブログに書かれてることは的外れな主観です。だから決して、このブログの記述は鵜呑みにしないで下さい。

世の中がこんな状況だからこそおれはただのオタクで在りたい

私のフォロワーが、荒れている。

普段自分と趣味好みが同じでそれ関連のツイートをしている人が突然、ネガティブなツイートをやたらRTしたり、今まで見たこと無いような政治批判ツイートを繰り返している。今までその人はそんな行動を行っていた記憶が無いので、普段のそれとは違う一連のツイートを見た私の表情は、それこそ唖然とした、それ以外の言葉が思い浮かばない位の。

 

その人が荒れている理由は明白で、今まさに世間、いや世界を震撼させている新型コロナウイルスそのものだ。

 

その人も私と同じ、どちらかと言えば田舎寄りの地域に住んでおり、これまでは都会を中心に感染しつつあったこともあって、その人はどう思ってたか知らないが私はどこか他人行儀な部分があった。都会に行かなければ感染しない、どうせすぐ収まる、と。

しかし、いよいよ笑い話でも他人事でも済まされなくなってしまう。そう、私とその人が住んでいる地域にも感染者が現れてしまった。

1人だった感染者も徐々に他の人にも感染していく。こうなってきたからには、次はもしかしたら自分が感染者になるかもしれない。これも冗談ではなく、現実が本当にそうなりつつある。いや、もうなっている。事例は少ないが他県では死亡者も出ている。これはもう、覚悟をしておかなければならない。

話をその人のことに戻して、その私のフォロワーもやはりそういった不安などがあるのか、感染が広まっている現状を嘆き憤り、政府の対応の遅さを批判している。前述の通り、その人の政治批判を見たのは初めてだった。これは私の持論なのだが、私はTwitterの趣味垢で政治ツイートをする・積極的に呟く人があまり好きではないので、正直フォロー解除も考えた。だけど冷静になって考えよう、悪いのはその人ではない、(対応の遅い・間違ってる政府などは置いといて)それこそ今広まっている新型コロナウイルスそのものだ。

かといって病気に対して文句を言ってもしょうがないので、ちょっと話の主題を変えよう。

 

そのフォロワーに留まらず、私のTLを覗いてみたら、似たような不安や苛立ち、感染拡大の影響で楽しみにしていたイベントの中止の一報を聞いた悲しみの声、登校や出勤の停止を求める声など、この状況でこう言っていいのか分からないけど、まさに三者三様、十人十色といったところか、様々な声が見えた。

確かにそういった声が聞こえる・呟かれるのも仕方がないと思ってる。今まさに高みの見物をしている私もやはり不安だ。だけど、自分は自分でそういう声をネット上で発するのには少し抵抗があってしまう。実は過去に政治的ツイートを呟いて自分と同じ趣味を持つ人のいいね欄を汚してしまったり、左翼的なツイートをRTしてフォロワーが1人減ってしまった経験があるので、その時のトラウマからか、そういう行動は気が進まない。今回の一件でも色々と思うことはあれど、それをインターネットという無限大な世界に発信する勇気や覚悟は自分には無い。

 

 

そういう経験もあってからか、今の自分がネット上で出来ることは、いつも通りの自分であり続けることだという結論に達した。

普段から進めているゲームの進捗報告、最近観たアニメの感想、作品の中の自分の好きなシーン・演出の「ここすき」を語ったり…、それがいつもの自分、こういう時こそそうあることが大事なんじゃないのかと思う。あくまで自分が自分にそうすればいいと思ってるだけだけど。

というか、病気だろうと何だろうと今死ぬわけにはいかない。今は去年の夏ごろからずっと楽しみにしていた『恋する小惑星』と『ハイキュー!! TO THE TOP』が放送されている。これだけのために辛いことも乗り越えられた、どれだけこの冬を待ちわびたことか。

 

さらに、今自分の住んでいる地域で放送されている『宇宙よりも遠い場所』にも今更見事にハマってしまった。今は行けないけど感染が収まったら聖地巡礼に行こうと思ってる位には。更には来月、これまた未見で少し前から観たいと思っていた『ゾンビランドサガ』の一挙配信まであるという。生きねば。

もっと言うと、最も自分の生きがいとなっている『ワールドトリガー』の最新話もあと1週間で読めるし、アニメの2期だって控えている。推しであるイコさんや弓場ちゃんが喋って動く、一体いつになるかは分からないが絶対に見届けたい。

 

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世界にはこんなにも楽しみが溢れている、絶望している暇なんてない。

 

 

こんなこと言ってたら能天気なおとぼけ野郎と思われそうだが、別にそう思われても構わない。

ただ一つ言えるのは、自分はこうしてこれまでも生きてきたということ。世間がどう揺れてもワートリ無しでは生きられないし、ライダーや戦隊が放送休止になったらこの世の終わりの様に落ち込む。それでも今こうやって言えてるのは幸せな証拠だろう。もしかしたらそのうち、こんな冗談のようなことも言えなくなるような状況に陥るかもしれない。

けどそれまでは今の、これまでの自分を貫き通したい。それ以外に考えられない。堅苦しい政治論は、おれには似合わない。もしもこの記事前半の文章と今の言葉が矛盾していたら、それは…笑って見逃して欲しい。

もしもこんな他愛もないオタクの自分語りに目を通してくれて、一瞬でも辛いことを忘れられるなら、それ以上に嬉しいことはない。これからも、おれはただのオタクで在り続けるよ。生きよう。