ソラシドトリガー! -Sorashido Trigger!-

前略、画面の前の読者様 このブログに書かれてることは的外れな主観です。だから決して、このブログの記述は鵜呑みにしないで下さい。

昔設定だけ創ってボツにした自作小説「傘で戦う話(タイトル未定)」を晒す

実は昔、本気で小説家になりたいと思っていた時期があり、キャラ設定や物語の大まかなあらすじだけ創ってはどこかで躓いたり飽きたりして執筆を途中で投げ出したりしていました。結局完成した作品はゼロ、お前の夢はそんな程度なのか。

言い訳じゃないけど小説書くのって、難しいっすよ。それなり以上の語彙力と発想力と根気が無いと仕上げられない。でも、いつかは1作品だけでも完成させます。

 

ボツになった作品(作品にすらなってないけど)の中でたぶん1番気に入ってるのが、「傘で戦う小説(タイトルは未だ決まってない)」。これは作中に登場する人物、その細かい設定や使用武器、登場人物の呼称表、大雑把に仕上げた物語の全体的な構成など、設定の風呂敷を広げまくったのにも関わらず第1話の冒頭(ページ数で言うと13ページ目あたり)で積んだ作品。

積んだ理由としては、導入が下手、戦闘パートまでの前振りになる日常パートを書くのが地味にツライ、実は敵に関する設定を全く造ってなかった、そもそもまともに小説を書いたこともないのに活字で戦闘描写を書ける訳がない(ちなみに13ページ中戦闘描写は1つも無い)という理由からあれだけ設定創りに壮大な時間をかけたにも関わらずボツに。

 

ちなみに何故、武器を傘に選んだかと言うと、よくネット上で見かける「子供の頃に傘で牙突やアバンストラッシュをやった」というエピソードと、傘で戦う作品なんてまだ誰もやってないだろという先入観から始めました。たぶん既に誰か絶対やってる。

あとは、何処とは言いませんが自分の地元が年間の降水量の多い地方なので、地元が舞台の方が書きやすい・地元ならではの特色を活かした作品を書いてみたいというものあります。いやホントに。

 

ただ、たぶん一生積んだままで続きを書くことは無いだろうと思うので、折角だし供養する意味も込めて、この作品の登場人物や設定だけでも晒そう共有しようかと思います。本当はこういうのか一生隠すべきなんだろうけど最近ブログのネタが枯渇気味で、作って引き出しの中に閉まったままにするのも何か勿体無いのと、梅雨用のネタとして途中まで書いてしまったのでもう戻れない。どうにでもなろうぜ。

ただ設定を流すだけじゃ赤面モノなので一応セルフツッコミを加えながらやります、その方が気が楽なので。もしも気が狂って「これ書いてみたい!」と思った方は一言下さい、絶ッッッ対いないと思うけど。

 

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大まかなあらすじ

降水量の多い街、鳴堂(めいどう)市。そこでは雨の日にしか現れない怪物の都市伝説が話題となっていた。鳴堂市に住む男子高校生、上沢哲人岸里拳士は友人の頼みで同学年の女子生徒、浅間望の動向を探っていた処、彼女が雨の怪物と戦っている姿を目撃する。怪物の猛攻に押される望の助太刀に入った哲人は、彼女が持っていた傘に手をかけ怪物を斬りさき、怪物を倒すことに成功する。望から怪物を倒す手段はその傘しかないことを知った哲人と拳士は、やがて世界の命運を巻き込む戦いへと身を投じて行く。

 

前置きで大体の人は察したかと思いますが、この作品は傘を剣や銃替わりにして怪物と戦うヤツです。武器の設定は登場人物の紹介と合わせて後述にて。ちなみに武器の通称やそれぞれの名称は未設定、ちゃんと作っとけ。

しかし敵が雨の日にしか現れないってほぼ『ペルソナ4』のパクりじゃん。

 

 

主な登場人物

※第1話が6月中の設定なので年齢もそこに合わすものとする。

 

上沢 哲人(うわさわ てつと)

17歳 男 4月14日生まれ 165cm 父・母との3人暮らし

好きなもの-漫画 友達と遊ぶ 故郷

嫌いなもの-悪人 名前を間違えられること

使用武器-変形剣(銃にもなる)

 

この作品の主人公。高2。かつては野球部に所属しており才能だけならプロになれるとも評されていたが、拳士ともども部内で起きたイジメの首謀者の濡れ衣を着せられ追い出されるように退部。以降はだらけきった学校生活を送るようになり教師・生徒共に評判は良くないが彼の心境を理解してくれる者もいる。無口でドライに感じられるが正義感の強い性格で怪物との戦いにも自ら望むように参加していった。戦闘経験は乏しいが身体能力の高さでカバーする。前衛も後衛もこなせるオールラウンダー。

苗字をよく「うさわ」と間違えられ、そのたびに訂正しないといけないことにうんざりしている。

【補足】初期設定ではバスケ部所属。とある部位のフェチという隠し設定がある。変形件は『ジオウ』のジカンギレードみたいな銃にも剣にもなる武器がモデル。名前のモデルは日本ハム上沢直之投手とヤクルトの山田哲人選手。というか主要人物名は大体日ハムの選手から取ってる。見た目のモデルはゲーム『デビルサバイバー2』の主人公から。

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岸里 拳士(きしざと けんし)

16歳 男 9月12日生まれ 170cm 父・母・兄・犬との4人(+1匹)暮らし

好きなもの-野球 友達と遊ぶ ラーメン

嫌いなもの-弱いものイジメ イカ

使用武器-突撃銃

 

哲人の親友。彼と同じく野球部に所属しており実力は申し分なかったが哲人同様の経緯で退部。それ以降他人から避けられることもあるが明るい性格で友人は多い方。多趣味で他人と話が合いやすい。ヘタレな性格で怪物に怯えることもあるが勇気を振り絞り的に立ち向かっていく。戦闘では主に前衛を張る哲人と望のサポートを担当する。

【補足】俗に言うポップ枠のキャラ。哲人ともども設定が若干『CLANNAD』の岡崎と春原をパクってる気がする。最近キャラ表を見たら何故か将棋部所属の設定になってたけど頭は弱い設定なので気にせず初期設定のままにした。

【追記】将棋部設定なのは野球部退部後、人数の足りない将棋部所属の友人に頼まれたために入部した。しかし「入るだけでいい」と言われたので幽霊部員と化している。本人も頭を使う系は苦手なので弱い。

 

 

浅間 望(あさま のぞみ)

16歳 女 3月10日生まれ 157cm 父・母がいるが現在は一人暮らし

好きなもの-静かな場所

嫌いなもの-雨 耳障りな声・音

使用武器-剣

 

首筋まで延びた銀に近い綺麗な髪。知性であり、その性格に合ったミステリアスな雰囲気。女子では珍しく身長は160cmあり、その上運動神経も抜群で運動部の勧誘が絶えない。(あと巨乳)しかし、一方で彼女は〝イタい奴〟扱いされることもある。(本編中より引用、原文ママ

本編開始時の1年程前から怪物と戦っており、戦闘経験と実力は十分。哲人・拳士とチームを組みリーダーを務める。かつては物静かな性格で表を出さなかったが哲人たちと交流を深めることで徐々に本当の自分を出すようになる。知的な雰囲気に反して意外と脳筋寄り。

【補足】元美術部所属、戦いとの両立が出来なくなり辞めた。名前はかつて構想してボツにした『木更津キャッツアイ』の丸パクリ作品のヒロインから流用。脳内CVは同人作品に多く出演している某声優さん(名前はあえて出さない)。

 

 

大引 光臣(おおびき みつおみ)

28歳 男 7月31日生まれ 181cm 独身

好きなもの-ウォーキング 平和 鯖の味噌煮

嫌いなもの-?

使用武器-変形剣(哲人と同型)

 

戦闘メンバーでは最年長。かつてはとある工場で働いていたが、可愛がってた後輩がパワハラ被害をきっかけに自殺し、無力さを実感し退職。以降は木佐貫にスカウトされ戦いながら古本屋で働いでいる。人格者であり、哲人から尊敬されており、彼の指導も担当している。姫子、ショウタとチームを組みリーダーを務める他、全体の指揮も任せられている。

【補足】中盤で死ぬ予定。師匠キャラあるある。

 

 

白村 姫子(はくむら ひめこ)

20歳 女 12月17日生まれ 152cm 父・兄との3人暮らし

好きなもの-ゲーム 麻婆豆腐

嫌いなもの-理不尽な人間

使用武器-突撃銃(拳士と同型)

 

大学2年生。半不良的な性格が災いしイジメに遭い、一方的にとある小さな事件の犯人扱いされたことで不登校になる。似たような境遇を経験した拳士と意気投合(?)し、同じ武器を使ってることから彼の師匠になる。口調は荒いが面倒見が良く、他人によくあだ名を付けるがセンスは良い時と悪い時がある。性格上、戦闘では積極的に仕掛けていく。得意技はゼロ距離射撃。

【補足】初期案では苗字は「片桐」だったが、『ぱにぽに』の登場人物と思いっきりカブってたため変更。記憶が正しければ片桐姓の日ハム選手はいない筈。脳内CVは白石涼子さん。

 

 

赤田 ショウタ(あかだ しょうた)

13歳 男 1月9日生まれ 140cm 父・母・2人の兄との5人暮らし

好きなもの-仲間 醤油ラーメン

嫌いなもの-学校 親 トマト

使用武器-両手持ち剣

 

中2、最年少。家庭と学校の両方で人間関係にもつれがあるため不登校であまり家に帰ってない。ほぼ日頃の鬱憤を晴らすかのように戦いに参加した。暗い性格だが悩みを打ち明けた望には心を開いている。最初はどこかで死んでもいいと思っていたが望たちと親しくなり楽しみを覚え考えが変わっていく。

【補足】名前はロゼロが昔こっそり書いてたアニメショップが舞台のSSの主人公から流用。両手持ち剣ってのは『烈火の炎』の銅金暗器みたいなものです、たぶん(ちゃんと設定してない)。最終決戦で場合によっては死ぬ。

烈火の炎(26) (少年サンデーコミックス)
 

 

 

木佐貫 宏作(きさぬき こうさく)

28歳 男 1月15日生まれ 173cm 独身&兄がいる

好きなもの-研究 カップラーメン

嫌いなもの-朝日

 

研究者。敵の技術をパクって戦える傘を造った。大引とは高校時代の同級生で工場を辞めた彼に兄の経営する古本屋を紹介した。根っからの引きこもり体質。

【補足】黒幕臭いがそうじゃない。最終決戦前に死ぬ。

 

 

糸井 優吾(いとい ゆうご)

25歳 男 4月17日生まれ 176cm 家族構成不明

好きなもの-高いところ 一人旅 クリームパン

嫌いなもの-"理解"せずにものを語る人

使用武器-斧

 

"自称"小説家。だが誰も作品を読んだことがない。ややナルシストだが不思議と嫌味を感じない。しかし哲人の苗字を間違えて覚えてるため彼からは嫌われている。冷静な性格だが戦闘になると熱くなる。

【補足】初登場は一般人でしばらくして戦士になるキャラ、こういう設定のキャラは正直扱いにくい。傘で斧ってどういうことだよ。

 

 

公文 桂真(くもん けいま)

19歳 男 5月12日生まれ 183cm 父と母との3人暮らし

好きなもの-洋菓子作り 衣世の笑顔

嫌いなもの-衣世の悲しむ顔

使用武器-二丁銃(小型)

 

大学2年の陽キャ。パテシィエになるのが夢で地元のカフェでアルバイトをしながら技術を磨いている。フレンドリーな性格で哲人たちを変なあだ名で呼ぶ。常連客の衣世に想いを寄せており、彼女の前ではガチガチになってしまう。戦闘では折り畳み式の傘2つを銃にして戦う。炸裂弾持ち。

【補足】今振り返ると変なあだ名設定と本来想定していたキャラが合ってなさすぎる。フレンドリーさをはき違えてる。そもそもパティシエ志望なら大学生じゃなくて専門学生にすべきだろ。

 

 

森内 衣世(もりうち いよ)

24歳 女 9月13日生まれ 155cm 祖母・父・母・2人の姉がいるが現在は一人暮らし

好きなもの-子供の笑顔 旅行 チョコレートケーキ

嫌いなもの-争い事 嘘

使用武器-盾

 

元新聞社所属。捏造と偏見的な報道ばかりする会社の姿勢に嫌気がさして辞めた。ほんわかな性格で誰にでも優しいが戦いになると割と容赦ない。武器は傘を開いて盾の要領で戦う、受けた攻撃の反射できる。

【補足】大引と違って無職(辞めた直後に戦い始めた為就活してる暇がない)だがたまに行きつけのカフェの手伝いをしている。こういう仲間が多い作品だと一人くらいお姉さんキャラを入れたくなるので創った。脳内CVは井口裕香さん。

 

 

八木 幸人(やぎ ゆきと)

16歳 男 8月8日生まれ 158cm 父・母・妹・弟との5人暮らし

好きなもの-高速道路 漫画 刺身

嫌いなもの-弱気な自分

使用武器-ライフル

 

高2。気弱な性格で日常生活では常にオドオドし、戦闘ではクソエイムを連発する。それでも何だかんだ日々成長はしている。花蓮には毎回ダメ出しばかりされるがお互いの信頼感はバツグン。

【補足】高速道路が好きなのはロゼロの趣味、よく伝わらない人は「高速道路 立体交差」で画像検索してください。後半にコイツがボロボロになりながらも1人で戦い覚醒する話アリ。

 

 

栗山 花蓮(くりやま かれん)

14歳 女 139cm 11月29日生まれ 父・母・兄との4人暮らし

好きなもの-かわいい傘 チンジャオロース

嫌いなもの-?

使用武器-弓

 

中3。一見おしとやかだが気が強い、けど姫子と違って口は(そんなに)悪くない。幸人とコンビを組んでるおり彼の弱気な態度には呆れてるがなんやかんや自分がリードしていかなきゃと思っている。傘マニア。

【補足】嫌いなものは単純に設定してないだけ。髪型がドリルツインテ、私服がロリータファッションなのでモデルは『HUGっと!プリキュア』の愛崎えみる…だと思う。しかし傘でなぜ弓になるんだ。

 

 

その他補足

・身バレを防ぐために武器使用時は一般人には姿が見えないようになる。ダメージを食らいすぎると解ける。原理は謎。

・身バレを防ぐために戦いの記憶や記録は木佐貫が怪電波を飛ばして消してる。元々は記憶の消せる雨を降らせて忘れ去れるつもりだった。牙狼のアニメでやってたのでボツになった。

・怪物は等身大の大きさ。仮面ライダーなどの特撮モノの怪人のような姿をしてる。

・武器になる傘は元々敵運営の発明(傘ではない)、木佐貫がパクった。傘にした理由は敵が雨の日にしか現れないのと日常的に持ち歩いても不自然じゃないようにするため。そこまでする必要あるか?

・敵幹部は人間体。名前をはじめ設定は一切創ってない。

これらの設定は全て2~3年前にマジで創った。

 

 

 

 

痛い。

なんかもう、設定を振り返ってみて他所の作品のいいところ取り&パクリ過ぎなことにようやく気付いた。主人公の性格も相まって完全に「なろう」のそれ。正直設定だけに留めといて良かった、こんなん作品にして世に出せんわ。

そもそも一番大事な「傘で戦う」理由が曖昧すぎて説得力に欠ける。敵が雨の日にしか現れないとかだけじゃカバーしきれてない。これじゃ身の回りにあるものを武器にして戦うとかでも十分、シャーペンを銃にするとか・・・(それはそれでどうだろ)。

 

実はサブキャラの設定もしっかり作ってあるけどこれ以上やると取り返しのつかなさそうな事態になるのでもうやめます。こうやってボツにはしたものの、いずれは何か作品を一つは完成させたい。こいつは闇に葬るけど。

しかし自分でやっといて言うのもなんだけどこれ面白いんだろうか?もしもそれなりに受けたらもう1回やるかもしれないです、ボツ作品はまだあるので(地獄か)。