ソラシドトリガー! -Sorashido Trigger!-

前略、画面の前の読者様 このブログに書かれてることは的外れな主観です。だから決して、このブログの記述は鵜呑みにしないで下さい。

2020年上半期個人的流行歌ベスト10

今週のお題「2020年上半期」

 

2020年上半期を一言で表すならば、「色々ありすぎた」以外に見当たらない。

何だかんだ毎年、芸能人の逝去や不倫報道、大なり小なり毎年発生する自然災害やスポーツ界の歴史的快挙など、毎年「色々ある」イヤーなんだけど、それでも今年は例年よりもその規模が大きすぎた。本当なら、今頃世間は東京オリンピック一色なのに、どうしてこんなことに・・・・・。

 

それでも、あくまでこっちは「趣味に生き趣味に死ぬ」をモットーとしている人間なので、この先の不安は沢山あるが、ネット上では「いつも通りのオタクとしての一面」を保ち貫くようにした。TLも前に比べると荒れ気味になってきたので多少無理してでもいつも通り振る舞ってきたし、ブログの方もなるべくお気持ち表明記事は書かないようにしてきた。自分が求めるインターネットを築くための、自分が最低限できることがそれだったから。

 

 

堅苦しい話はここまでにしておいて、この上半期を振り返ってみると、割と音楽のマイブームがコロコロ変わっていた印象。1、2月ではそうでもなかったけど、3月に『ゾンビランドサガ』を観てその楽曲にハマり、4月に『けいおん!』の劇場版を観てけいおん熱が再点火し、5月にはVTuberを観始めて、その後も色々とブームが変わりつつ思えば6回はブームが変わった。たぶんここまで変化したのは初めてかもしれない。

でも、この上半期、大体は家に居たので「2020年上半期といえばこの出来事!」と言える事柄もアレ関連のものばかりで正直話したくないし、「趣味に生きる」をモットーとしている自分でも割と取り上げやすい話題なので、今回はこの上半期にハマった曲をランキング形式で紹介しようと思います。断りを入れておくと、この私めは流行のジャンルに遅れて飛び込んだり昔好きだったものに再びハマることがある性なので2019年以前の曲も幾つかあります、それとお察しの通りオタク向けとも言えるラインラップなのでそこも悪しからず。

 

 

 

10位 LOVEずっきゅん/リゼ・ヘルエス

www.youtube.com

(この動画の37:40から)

にじさんじ所属のVTuber、リゼ・ヘルエスタが歌配信動画内で披露した相対性理論の『LOVEずっきゅん』のカバー。リゼは王国の皇女という設定なのだが、この曲を披露している時はまさに恋する乙女の様で、それがまた可愛い。ちょっと高いトーンを出すのが少しキツそうだったけど、それもまた可愛さに昇華させているのが中毒になるポイント。一番の途中で共演者の戌亥とこが「かわいい」って呟いたように「かわいい」が目いっぱい込められたカバーで、本気でCD収録か配信して欲しいと思ってる。

 

 

 9位 お勉強しといてよ/ずっと真夜中でいいのに。

お勉強しといてよ

お勉強しといてよ

  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

オタク気質な者なので普段J-POPは全然聴かないのだけど、車中に流してたラジオから偶然流れててそこからハマる。自分が流行りのJ-POPを好きになるのは大体それが理由。

まず抱いた第一印象が、「この曲の世界観がよく分からない」。歌詞からして深い世界観やらその中で生きていそうな登場人物の心境が隠されているのだろうけど正直さっぱり分からない。ので、考えるな感じろと言わんばかりに雰囲気を楽しむようにした。

ダークさを潜めた意味深なメロディに思春期の高校生の悩みを打ち明けたような歌詞にそんな歌詞が正確に聞き取れないくらい速く流れていく歌い方、世界観はよく分からないけど雰囲気はとても好き、その雰囲気に溶け込まれる、自分にとってはそんな一曲。

 

 

8位 うたかたよいかないで/HIMEHINA

うたかたよいかないで

うたかたよいかないで

  • HIMEHINA
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

田中ヒメと鈴木ヒナの2人組VTuber、ヒメヒナが熱唱するこの曲、ヒメヒナ推しの友人の布教を受けて彼女らの曲を色々と聴いてみた結果一番ハマったのがこれ。

メロディは比較的明るめなのに対し、歌詞やヒメとヒナの歌い方がどこか哀愁漂わせており、その対比が逆に曲の魅力を引き出している。個人的にVTuberの曲というのはJ-POPやアニソンとはまた違った雰囲気があると考えているのだけれど、この曲はそれこそ近年のアニソンらしさがあると思っている。特に終盤の畳みかけがそれを輝かせてる。「うたかた の文字を蹴散らして 並べて たたかう にしようよ」、ここの歌い方とここから始まるラストスパートが好きすぎる。

 

 

7位 夜に駆ける/YOASOBI

夜に駆ける

夜に駆ける

  • YOASOBI
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

これも『お勉強しといてよ』と似たように、テレビで流れていたのを偶然視聴し「この曲いいな」と思いそれ経由で好きになった。

まずピアノを交えた鮮麗なイントロや出だしの「沈むように溶けていくように」でまずあっさりと引き込まれる、ここで息を軽く吸ってから歌いだすのが細かすぎる「ここすき」ポイント。割とAメロBメロとサビの落差がそんなにも変わらずに進みながらも終わりへと誘うラストのサビの入りとラスト53秒で一転する構成、はっきり言って大好物です。ボーカルのikuraさんの透明感のある歌声も好き。

余談だけど曲名を聞いた時にスピッツの『夜を駆ける』がチラついて少しだけ困惑した。

 

 

6位 目覚めRETURNER/フランシュシュ

目覚めRETURNER

目覚めRETURNER

  • フランシュシュ
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

今更ゾンビランドサガ』を観て今更ハマって今更その関連楽曲を聴きまくった。その中で一番好きなのがこれ。

当時ハマった時に感想は書いたのだけれど、アップテンポかつ幾度となく訪れる転調、フランシュシュのメンバー各々の個性ある歌唱と、ある種2010年代のアニソンの集大成の1つとも言える出来栄え。「目覚めRETURNER 願えばいいんだ」「超大 大、大!」など歌詞の繋ぎと韻の踏み心地が良く、何よりも愛ちゃんの「Cut IN!」が可愛すぎる。ここはこの曲を紹介するときに欠かせない。

 

 

5位 悲愴感/悲愴感

悲愴感

悲愴感

  • 悲愴感
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

懐かしの『はねるのトびら』にて誕生したアンガ田中・ロバート山本ドランク鈴木のユニット、「悲愴感」の最初で最後の曲。

あくる日、突然『悲愴感』、Apple Musicで配信されてないかな・・・と思い確認したところ何故か配信されていたのでDL。はねトびは昔毎週欠かさず視聴していたので懐かしさも大きかったけど、それ以上に曲の出来が良い。メロディはパロディ元の「羞恥心」を意識しながらもストレートにかっこよく、逆にメンバー3人の歌唱力はお世辞にも上手いとは言えないが、それが芸人特融の「悲壮感」溢れる残念オーラを醸し出し、メロディとのギャップを生み出し、それがまた癖になる。所々ロングトーンが力不足なのがちょっと笑ってしまう。

 

 

4位 魔進戦隊キラメイジャー/大西洋平

魔進戦隊キラメイジャー

魔進戦隊キラメイジャー

  • provided courtesy of iTunes

現在放送中のスーパー戦隊シリーズ最新作のOP主題歌。

この曲の魅力は何といっても溢れ出るキラメキさ。まずイントロの「デンデンデンデン!デーン!」というメロディからの「キラキラ輝くために 僕らは巡り合ったと思うから」、この時点で「この曲いいわぁ・・・」となる。AメロBメロはどこか日常に窮屈さを感じている充瑠/キラメイレッドの心境が描かれ、サビでは自分の思いを全てさらけ出すかのように一気に弾けていく。歌詞もどこかメッセージ性あるようなポジティブ全開で元気が出る。落ち込んだらこの曲を聴いて元気を出そう。

 

 

3位 よいまちカンターレ/コーロまちカド

よいまちカンターレ

よいまちカンターレ

  • provided courtesy of iTunes

2019年夏放送の『まちカドまぞく』のED曲。ちょうど6月中頃にニコニコ生放送にて一挙放送をやっていた関係から自分の中でまぞくブームが起き気づいたらこの曲をめっちゃヘビロテしてた。

原作者の伊藤いづも先生が書いた詞や、しんみり感も交えたはちゃめちゃなメロディ、出だしはリリス→ミカン→シャミ子→桃→ミカン→リリスとテンポ良くソロパートを繋いでいき、Bパート~サビは全員で合唱。賑やかさに楽しさ、少しの寂しさがフル3分40秒間にこれでもかと詰め込まれた、『まちカドまぞく』の世界観と魅力が詰まった一曲。締めのシャミ子の「もっと遊ぼうね」(一番)と桃の「君に見せようね」(二番)が可愛い。

 

 

2位 限界突破×サバイバー/氷川きよし

限界突破×サバイバー

限界突破×サバイバー

  • provided courtesy of iTunes

 『ドラゴンボール超』の後期OP主題歌。自分は『超』は序盤しか観てなかったのでこの曲のことはあまり知らなかったけど、テレビの歌番組で氷川きよしさんが頻繁にこの曲を歌っていたことから徐々に「この曲いいな・・・」と思うようになり、気づいたらDLしてめっちゃヘビロテしてた(2回目)。

作詞はドラゴンボールソングおなじみの森雪之丞さん、作曲はスーパー戦隊の楽曲を多く手掛けてる岩崎貴文さん、もうこの時点で自分のツボに刺さってる。ネットでは「最近のドラゴンボールの曲はダサい」みたいな声をよく見かけてたけど、この曲はそんな意見をも吹っ飛ぶ出来栄え。歌詞も「叫べ!へのへのカッパ」や「全王様もオッタマゲ~!!」などのドラゴンボールらしさ全開なものに加え、「可能性のドアは施錠(ロック)されたまま やれやれ…今度も壁をブチ破る」というちょっとこじらせた感じの歌詞がたまらない。そのうちカラオケに行けるようになったら是非歌いたい。

 

 

1位 煽動海獣ダイパンダ/笹木咲

煽動海獣ダイパンダ

煽動海獣ダイパンダ

  • 笹木咲
  • アニメ
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

栄えある第1位はまたまたVTuberの笹木咲が歌う『煽動海獣ダイパンダ』、ちょうど2ヶ月半前VTuberの動画を観始め、この曲を2ヶ月前に知ってもう40回以上は聴いてる、間違いなく今年上半期で一番ハマった、及び自分の中で2020年上半期を代表する曲。

初っ端から同僚の社築を煽りまくり、ゲームでボコられる姿や代名詞の一つである「ちゅぼぼぼ」や、復帰時に話題になった「笹木咲=稀勢の里説」をネタにしつつ、「笑顔で生きていたい」「勝つまで寝れんやよ」といった笹木の意外な一面や負けず嫌いな部分を楽しそうに歌いながら掘り下げる。『てーきゅう』のOPでお馴染みのやしきんさんのセンスがこれでもかと発揮され、笹木らしさ全振りな曲となっている。

この『ダイパンダ』が収録されているアルバムの中では、月ノ美兎の『アンチグラビティ・ガール』の方が何かと話題になるが、個人的にはこちらを勧め推したい。これ聴いてみんなも笹キッズ*1になろうぜ(布教)

 

 

 

VTuber3(2)曲、アニソン3曲、J-POP3(4)曲、特ソン1曲、これは綺麗に分かれた。そのうち今年の曲は3曲、いかに自分の流行に偏りがあるか分かる。いや冗談抜きでアニソン特ソンを専門としてるとこうなってしまう。もっと守備範囲を広くしなきゃ。

実を言うと、流行歌はまだこれだけに収まってなかったり。自分もできればもっと紹介したかったけど・・これ以上やってもくどくなるだけなので自重。でもこれだけ好きな音楽があるっていいな、暇な時に音楽聴こうとしてどれ流そうかかなり迷ってしまうので。

まだ大変な時期は続いてるけど、好きな歌聴きながら乗り越えよう。と、今も好きな歌を聴きながらキーボードに綴ってる。

 

*1:笹キッズ・・・笹木のファンの総称