ソラシドトリガー! -Sorashido Trigger!-

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ワールドトリガー 第205話感想

※この記事には『ワールドトリガー』第205話(ジャンプSQ.2021年2月号掲載分)もとい直近の展開のネタバレが大いに含んでおります。

 

ジャンプSQ. 2021年2月号

ジャンプSQ. 2021年2月号

ジャンプSQ. 2021年2月号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワールドトリガー』第205話「遠征選抜試験③」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A級全員登場・・・だと・・・・・

 

 

遠征選抜試験の組決め。ヒュースはどこに入るのか、麓郎は報われるのか、ユズルは千佳と同じチームになれるのか、様々な思惑や予想が絡んで待ちに待った1月4日。そんなもんをすべてひっくり返したと言っても過言ではないA級隊員全員顔出し。そろそろ草壁隊長とか雪丸とか出るんだろうな~とワクワクしていたものの、まさかここで一気に出します!?いや嬉しいけどさ!にしても心の準備ってものが出来てなくて…。この衝撃は約1年前の修のハウンドが二宮さんを打ち抜いた時と同じ、もしかしたらそれ以上かもしれない。

折角なので、初顔出しのA級隊員の第一印象を登場前の勝手なイメージと絡ませながら語ろうかと思います。

 

 

 

一条 雪丸(片桐隊)

僕はずっと君の登場を待ってたよ…。

葦原先生のデビュー作『ROOM303』の主人公だった彼はこの一点だけでも注目度が高かったし、個人的にアタッカー用のトリガーの中ではレイガストが一番好きなので、ダブルレイガスターである彼の登場は本当に待ち遠しかった。流石に剣で斬るスタイルだよね…どっかの筋肉ゴリラみたいにパンチとかしないよね…?しかし『ROOM303』の時と比べてイケメン度がUPしてないかい?9割髪型のおかげで。

全然関係ない話で申し訳ないけど『呪術廻戦』の乙骨先輩って人が『呪術』における雪丸ポジションのキャラと聞いてかなり気になってる。

 

 

 

尼倉 亜澄(片桐隊)

雪丸と同じく『ROOM303』の登場人物だった彼女、読み切り時と比べて雪丸同様髪型が変わっており、前髪が少し跳ねたショートヘアに、これがまた可愛い。顔も『リリエンタール』のゆきみたいで好み。しかし、スポッターってマジで何するポジションなんだ…?一切攻撃せずに敵を探したり翻弄させたりするのかな…?

 

 

真木 理佐(冬島隊)

えッ…!?あなた17歳なんですか…!?沢村さんの学生時代の後輩とかでなくて…!?

でもこの人が当真を一蹴したり作者に「真木理佐はこわい」とコメントされてたのには納得。確かにこの人は怒ったら怖そう。

 

 

草壁 早紀(草壁隊)

男4人をまとめる美麗な女子大生と想像して早4年弱、そこにいたのは涼宮ハルヒみたいな雰囲気漂う強気な顔つきのおさげ女子だった。なんというかCV:斎藤千和な顔だ。

真木さんとは逆で思ってたより若そうなパターン、ムードメーカーというより男共の尻を敷いてそうな人。迅バカの緑川と二宮信者の里見を懐柔してるであろう辺りタダモンではないぞあの女。というかおれは六田さんが初登場した際「おっ草壁さん!?!?」と見間違えたんだぞ、ああいう風貌だと思ってたからな。

 

 

佐伯 竜司(草壁隊)

第180話でチラっと登場した際は遠目と後ろ姿のみだったので判別しにくかったのだが、遠目で見た際は若干童顔っぽくない?と感じた。しかし実際は目つきがめっちゃ鋭い大人な感じの男、いかにもサムライっぽくて弧月が似合いそう。

草壁隊の5人を見てるといかにもリーダーっぽい顔してるんだけどねぇ、作戦などは草壁さんが立てて、神田や水上みたいに佐伯が現場で指揮を執る感じなのかな。宇野もタダモンじゃなさそうだけどポジション的にも佐伯が仕切ってそうだよね。

 

 

小早川 杏(加古隊)

細目おっとり系美少女!!!そういう娘大好きです!!!

現状2人いるオペの推し(栞ちゃんと仁礼ちゃんと国近)に確実に加わるであろうルックス。もしこれで19歳でお姉さん属性があったらそれはもう殿堂入りレベルだった。整頓上手らしく*1母性もありそうなのも良い。そういえばアニメ2期1話の放送日が誕生日らしい。

 

 

喜多川 真衣(加古隊)

アレ人間ですよね………?

仕事の休憩時間中に最新話を読んでから終業時間までずっと「アレは何だったんだ…?」と考え込んでしまった存在。人形?コミュ症だからアレを通して会話とかするとか…?まさかボーダーが人外を入隊させた訳じゃなかろうに。……と、ネタ込みでも真面目に考えて何度もあのコマを読み返して、「首元に隊服の襟が描かれてるってことは双葉の膝に頭乗っけて寝転んでる」といういたってシンプルな結論にたどり着いた。存在そのものについて約5時間考えさせられた女、一生忘れんぞ。

 

 

 

 

いやー、どの人もキャラが濃そうで喋ったり既存キャラとの絡みが楽しみですよ。草壁隊や片桐隊は玉狛のスタッフと県外スカウトに赴いていたことから根っからの城戸派ではなく、遊真たちとも友好的に接してくれそうだし、喜多川さんは変な語尾付いてそうだし、面白くなること間違いなし。問題はA級も部隊シャッフルして戦うのかという点。風間隊は歌川と菊地原がB級の助っ人に入ってるし、人数的な問題も考えて割とあり得そう。チーム全員揃っての戦いが見てみたいとは思うものの、大規模侵攻でも多々あった部隊を越えた共闘は大好きなのでそうなっても全然アリかなと。というかこの面々の顔と名前が一致できるようにしてくれたBBFの偉大さは凄い。

あの中に遠征に行かないと思われる唯我や玉狛第一のメンバーは居るのに迅さんが居ないのが意味深すぎる……。 

 

 

 

話は変わって部隊シャッフルの方へ。これに関しては自分の予想やよそ様の感想に書かれていた通り、割と予想通りの人選に。ヒュースは若村隊、香取は修と同じ隊、ユズルは何やかんやあって二宮隊に行くだろうと。

しかし予想内では、「二宮はくじで11番目を引き、1人余ったユズルが入る」と思いきや、「誰でもいいし入れろって顔してるからあいつでいいや」的な展開でユズル入隊。意外と二宮さんが情に厚い一面を覗かせるシーンで少し微笑ましかった。まぁ、オペレーターが3人狙撃手の部隊に所属している加賀美さんの時点でネタ抜きでユズル指名は理にかなっているかなと。よそ様の感想では「二宮さんは千佳をシューターとして使う気でいる」という予想もありどちらにせよ強豪チームになりそうな予感。

香取と修が同じチームになるのは、以前からの玉狛に対する香取の態度や修が「一緒に遠征に行きたくない人」に香取を選出していた辺りがフラグとなっていたのと、現時点での諏訪隊の面子を見る限り、アタッカーが欲しいところだったので、ルール上指名できないヒュースを除くと選択肢は木虎か香取の2択になるし、トリオン量や諏訪さんの性格を考えると香取指名は妥当だと思う。正直、どっかでトラブルを起こす可能性は高いけど、そこは隠岐くんや宇井ちゃんが何とかしてくれるんじゃない…?たぶん。

そしてヒュースは若村隊へ。先月からずっと「麓郎は1番引けたら真っ先にヒュース取れ!!!」と念じていたので、これに関しては予想が当たったことよりも、麓郎が報われて嬉しいに尽きる。でも指名する際に色々考えた末にヒュースを獲るという結論にたどり着いたのが、今まで慎重な(すぎる)面が何度も描写された麓郎らしいかな。5人全員年齢が近くてコミュニケーションも執りやすそうだし、個々の強さより連携を重視した戦法ならば格上も喰らえる実力はあるので、注目度も大きい。少し心配なヒュースがネイバーである点も、疑惑もみ消しの件でみんな知ってるかもしれないし、もしもバレてもあの面子なら驚きつつもある程度許容してくれそうだし、チーム崩壊とかそんなことにはならないとは思うな。

 

 

 

最後に漆間さんの性格面について。まさかの守銭奴キャラだったとは。1人部隊なのは「大規模侵攻で隊員が辞めた」「漆間さんが1人でいることを好んでる」「人見知りっぽい六田さんに気を遣ってる」などと予想されながら、実際は(恐らく)「報酬を独り占めするため」、こんなん的中させた人いないんじゃない…?

でも、ボーダーの活動もれっきとした「仕事」なので、決して汚い話ではないし、「復讐」「家族・友人の奪還」以外に「お金を稼ぐ」為にボーダーに所属するのもいいと思う。漆間さんもきっと「ネイバーに家を壊されたから新しい家を建てる」や「貧しい家庭を養う」といった目的があるからこそ上層部にも堂々と給与に関する質問をしたんだろうし、これまで金銭面についてガッツリ触れていた隊員はいなかったのでこういうキャラは現実味もあってそれなりに好感が持てる。自分も「誠意は言葉でなく金額」主義の人間なので。

しかし六田さんは普段1人だけを支援してるのに、試験では一気に4人も支援しないとけいないのはだいぶキツいんじゃない…?

 

 

 

 

とりあえず感想はここまで。チーム決定、漆間さんの性格判明、A級全員顔出しと、1話掲載ながらここまで盛り上がるとは。ここまで来ると、既に『ワールドトリガー』の物語は折り返し地点までたどり着いたんだなと実感。アニメ2期の放送も間近に迫り、ますますワートリから目が離せない。もうワールドトリガーが面白すぎて人生が楽しい。早く日曜と来月にならないかな。

 

 

*1:15巻108p参照