放送直前SPを日曜朝のアニメ枠に被せるのやめてクレメンス……(デジモンゴーストゲームにハマりつつあるので)。
いよいよ24日(日)よる7時~放送!#戦闘中~忍の逆襲~ 告知30秒#アレックス・ラミレス #ウルフアロン #太田博久 #加藤優 #川西拓実 #せいや #髙藤直寿 #津田篤宏 #ティモンディ #土井レミイ杏利 #平子祐希 #藤川球児 #本並健治 #豆原一成 #矢野聖人 #山崎静代 #横川尚隆 #RENA #フォローして pic.twitter.com/U3Y8phW5JI
— 【公式】『逃走中』 (@tosochu_fujitv) 2021年10月22日
<今回のプレイヤー>
ウルフアロン
片岡信和
加藤優
川西拓実(JO1)
高岸宏行(ティモンディ)
髙藤直寿
津田篤宏(ダイアン)
土井レミイ杏利
前田裕太(ティモンディ)
豆原一成(JO1)
矢野聖人
横川尚隆
RENA
なんといってもアスリートが現役・元問わず大半を占めているのが大きな特徴、ここまで多いのステージ方式時代(第8・9回)を除くと逃走中の『日本昔話編』以来じゃない……?東京五輪後の開催なのと、前回の天心さんが凄すぎたのが間違いなく影響しているでしょうね。これ見るとせいやさんや津田さんなどの芸人なんて完全にかませ枠で呼ばれてるようなものでしょ。…と、前々回の戦闘中でも思いました、学習しねぇな。
今回も賞金は無し、副題から確実に個人戦からチーム戦へと移行するのは分かっていたので、優勝者というより活躍しそうだと思ったプレイヤーを予告映像を観てない状態で挙げると、やはりレミたんはチーム戦まで生き残れれば天心さんのようにエース的な存在になると踏み、後は金メダリストのウルフアロン、髙藤両選手、火の玉ストレートでお馴染みの藤川球児さんなんかも活躍しそう。個人的な期待も含むと、ゴーオンブルーこと片岡さんと前回のリベンジに燃えてるであろう横川さんとRENAさんにも活躍して欲しい。
という予想を放送前に立て、いざ本編の感想。ネタバレ注意。
↑見逃し配信あります。視聴期限は恐らく1週間以内なのでお早めに。
全体的なゲームの流れとしては前回同様、個人戦から人数を絞りチーム戦へ、ミッション内容も前半では敵プレイヤーを倒し戦力アップやチーム戦に進むために腕輪を奪い合いなど、真新しさはあまり見られなかった印象。まだリニューアルして2回目だし、ミッションの細かい内容もやや変更されてたのでそこまで使い回し感はないものの、次回以降はもう少し捻りがあった方が良いとは思う。逃走中に比べてミッションのバリエーションが限られる戦闘中の難しいところではあるけど。
そんな風には言ったが、エリア封鎖で城下町にプレイヤーを集めさせたりチーム戦の復活レバーやビッグバトルボール獲得ミッションは良いアイデアだったし、装備強化は今後もやっていって欲しいとも思えた。普段は忍が使ってる武器をプレイヤー側が使うってのはロマンもあって燃えるし、バトルシールドを獲得し振り回すラミレスさんなんて体格や風貌も相まってゲームのボスみたいになってて面白かった。1つアイテムをゲットしただけでラスボス、歩く巨神兵、ローマの闘技場と3つの異名を付けられる元プロ野球選手はラミちゃんだけでしょ。
それにしても、わざわざアイテムを届けて自ら実験台にもなってくれるクロウ優しすぎんな……。自転車に乗ってる姿も可愛く、萌えキャラとしての株が爆上がり。
バトル自体も、前回同様の熱い・予想を覆すバトルが連発。
ラミレスVS高岸という好カードから幕を開け、アスリート同士のプライドを賭けたバトルや、下馬評を覆そうと奮起する芸人や俳優たちの奮闘。他プレイヤーの気配を感じ取る研ぎ澄まされた感覚や力と力の真っ正面の勝負に奇襲など、今回も名バトルが何度も生まれた。
他のプレイヤーから一番警戒されていたであろうレミたんは、案の定大暴れ。横川さんを一蹴し、チーム戦でも1対2の不利な状況から回り込んでいた忍を出会い頭に瞬殺。天心さんとはまた違う形の派手なアクションを何度も披露し、頭脳面も冴え、矢野さんが仕掛けたトラップも問題なく突破し、撃破こそ出来なかったけど盾持ちの加藤さんに対して足元を狙っていたのも流石。この人も十分化け物よ(褒めてます)。「かわそうと思った時にはすでに遅し、もう撃破されている」ケンシロウみたいやんけ。
金メダリストのウルフアロン選手は、前半では芋ってて目玉ゲストとは思えないくらいの空気っぷりだったのに対し、腕輪獲得ミッションで棒を持ちながら片岡さんと本並さんを倒してからエンジンを上げ始めチーム戦でも他のプレイヤーと連携しながら忍を撃破していきビッグバトルボールまで獲得する無双っぷり。ただ強いだけではなく自分に厳しい姿勢やお茶目さも見せバラエティ的にも美味しい、せいやさん同様マークさん風のセルフナレーションを発してた辺り、この人も逃走中を観て育った世代なんだろうなぁ、それとビッグバトルボールを「ビッグゴールデンボール」と呼んでしまいスタッフから注意された裏話はほっこりした。
戦闘中の裏話で「ビッグバトルボール」をゲットした後に、ボールが金色だったから普通に名前間違えてて「ビッグゴールデンボール」ってずっと言ってたんだけど、カメラマンさんに「それやめてください」って言われて、大きな間違いを犯していたことに気づいた笑
— ウルフアロン A.WOLF (@maronaaron0225) 2021年10月24日
同じく金メダリストの髙藤さんは撃破こそ無かったが忍の強烈な攻撃を避け続けて結果的に矢野さんの撃破を好アシスト、あの場面はダイナミックな絵面を撮りながらボールが当たっても全く動じなかったカメラマンにも拍手を送りたい。
一流アスリート達が概ね予想通りの活躍を残す中、当然『戦闘中』らしく番狂わせも起こる。まさか藤川球児さんの火の玉ストレートがお目にかかれず(練習で披露していたけど)退場するなんてね…、レミたんが潜む建物に近づく様子はまさに「行くな!行くな!入るな!」と思った視聴者も多いんじゃないかな。
前回でも名勝負を繰り広げた横川さんも再び果敢に勝負を挑むが返り討ちに。倒された相手がいずれも化け物レベルの強さだったので格落ち感こそ無いが貧乏くじを引かされてるように見えるのは否めない。殺傷能力にヌヌの忍とIQ大丈夫か?と思われる場面もあったが後々調べてみたらマジでヤバい方らしいですね。
他のプレイヤーで特に不憫だったのは片岡さんと高岸さん、そして平子さん。片岡さんは隙を突かれたのもあるし相手が悪すぎた、何となく察してたけど出番も少なめでズバリ泣いた。天気予報は当たったけど。
前回活躍し今回もいいところまで行くんじゃないかと思っていた高岸さんは相手がハイレベルだったとはいえまさかの1落ち。復活したものの忍の待ち伏せ攻撃により数分で牢獄に逆戻り、かなり樽美酒さんに近いじゃないですかやだー。それでも人間だろうと忍だろうと倒した相手を称賛するスタイルは最早代名詞とも言える。
平子さんは今回最大の被害者、腕輪持ってると思われ撃破されたら持ってなかった、可哀想すぎて憐れみの言葉しか出ない。
相方が振るわなかった一方、前田さんはチーム戦で冷静な判断を見せていた。ボールを失った際も無理せず一旦引いたり、忍が隠れてたり背後から迫って来た際に「1人来てます」みたいに仲間に伝えてたのが関心した。報連相はもちろん大事だし、数が大事なチーム戦で生き延びることを優先したのは100点の判断。ここは前回からプレイヤー軍入りした経験か。
そしてダークホースも現れる、やはり素晴らしかったのが津田さんと矢野さん。
「かませ枠」、活躍しても序盤で散る所謂「ど頭のヤマ」で終わりそうだと思っていたダイアン津田さんは序盤に舐められていた格上のRENAさんを倒す大金星を上げ、チーム戦ではミッションで獲得したバトルガンを手に大活躍。忍の奇襲を避けて転倒したウルフ選手を救ったプレーは息子さんの同級生もバカにできないでしょ、金メダリストを助けたんだぞ。それより球児さん、「誤報じゃないんですか」って畜生すぎませんかね。
矢野さんは強制失格寸前からの逆転を見せて臨んだチーム戦、ここで彼が覚醒することに。レミたんやウルフ選手がチームのエースのような立ち位置にある中、伏兵として忍の隙を突き撃破ラッシュ。それも決していいとこ取りではなくいずれも仲間のピンチを救うもので、誰か一人が敵をなぎ倒していくんじゃなくて"全員"で倒すスタイル。チーム戦としてそういう存在が居てくれるのはチームメイトからしたら本当にありがたい存在だと思う。にしても、最後の双竜の忍を背後から仕留めたのは大爆笑してしまった、それなりにプレイヤー軍を苦しめていた双竜の忍がまさか後ろをとられてあんなにあっけなく敗れるのはね…。まぁそれも矢野さんのファインプレーだし、一本道で牽制していたウルフ選手も見事だった。あれ見て思ったのは、ビッグバトルボールは攻撃より防御の方がイケるんじゃない?ってこと。
そんなアスリート顔負けの大活躍を残した矢野さん、どうやら今週の金曜のLINE LIVEにて今回の裏話を話してくださるそうなので聴かなくては。
昨夜の #戦闘中 見逃してしまった方は、#TVer #GYAO でご覧いただけるみたいです♡
— 矢野 聖人 (@yanomasato) 2021年10月25日
そして、今月29日金曜日20時(予定)にLINE LIVEで「今矢野(こんやの)乾杯LIVE」配信致します!
戦闘中やラジハの裏話などしますので是非遊びに来て下さい^_^https://t.co/5mQeuY7Rcn
【総評】
鬼に金棒、ウルフアロンにビッグバトルボール、矢野聖人にチーム戦
前回のプレイヤー軍も高い戦闘力に加え連携にも長けたいいチームだったけど、今回のチームもそれに負けず劣らずの完成度、アスリート勢に芸人軍団、そして矢野さん、肩書き問わず素晴らしい逸材が揃っていた。
結果だけ見ると3人残しての圧勝だったけど、それでも最終決戦で髙藤選手とレミたんが連続でやられた時は全滅も危惧した。逃走中もそうだけど確実に勝てると思う場面でも「もしも」があるから怖い、2人を倒した忍への矢野さんの攻撃もキャッチされて反撃されてた可能性もあったし、更に言うと津田さんが個人戦でバトルガンを温存してなかったら、矢野さんではなく太田さんか川西さんがチーム戦に進んでたら、と思うとまた展開が変わっていたかもしれない。数多の可能性から選ばれたのが今回の結果ということで。話は逸れるけど川西さんから逃げる太田さんの図は完全に逃走中だったよね。
でも、こんな完成度の高いチームにもしかしたら天心さんも入ってた可能性があるんだよね……、もしも居たら歴代最強チームだったでしょ。いつか戦闘中アルティメットみたいなので実現する日も来るかもしれない。個人的には那須川軍VSレミィ軍みたいなのも見てみたい。
今回も出て欲しかったんです!すぐ声かけたんですけどスケジュールの都合でダメでした。次は絶対出てください!#天心無双再び期待 #戦闘中 https://t.co/Lkd5iiHVDA
— 【公式】『逃走中』 (@tosochu_fujitv) 2021年10月24日
とまぁ、そんな結果に終わったことから、今回のゲーム難易度ヌルくね?とも少しだけ思ってしまった。そりゃアスリートをあれだけ揃えて他の面々も活躍したんだし当然と言えば当然だけれども、前回の天心さんみたいな絶望的な状況からの粘りや超人的な躍動を見てしまうと物足りなさも少しだけあるんだよな…。それを言うのは野暮なのは分かってるんですがね、今年の逃走中難易度高過ぎね?もうちょっと調整しろよとか思った矢先に今回の戦闘中ですからね、こういうのがクレーマー体質な視聴者の象徴なので皆さんは真似しないようにしましょう。ゲームの難易度をプレイヤーの実力の高さでねじ伏せてしまった、アスリート大集合回としてはそれくらいでいいんじゃないんすかね。
先述にも書いたように、今回も面白いバトルを沢山見せてもらいましたしそこは満足。ちょっと要望を書いておくと、バランス考えて女性プレイヤーはもう2、3人だけでも増やした方がいいとは思ってる、人選面から考えても3人は寂しすぎる。
そういや闘技場で双竜の忍に勝利すれば30万円貰えたけど、もし勝った人が他の誰かに撃破されたらその賞金は没収されたのかな?何となく気になる。わざわざあんな形で賞金というワードを出してきたのだから、次回以降も何かしら関わってくるのではないか、という予感と期待を込めておきます。
ところで、放送中には次回の『逃走中』が来年新春に放送されるという告知が。ということは今年の逃走中・戦闘中は今回が最後になるのかな。厳密には『モノノケハント』があるけどあれは姉妹番組なので、たぶんうちのブログでは感想は書かないと思います、番組自体は観ますが。