ソラシドトリガー! -Sorashido Trigger!-

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好き勝手に好きな曲を紹介したい! その⑪ ゾロリ(CV:山寺宏一)『ゼッコーチョー!』

その⑩はこちら

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今回紹介する曲はこちら、ゾロリ(CV:山寺宏一『ゼッコーチョー!』

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ゼッコーチョー!

 

 

ニチアサにて放送されていた『まじめにふまじめ かいけつゾロリ』の第51話から第97話までOPとして使われた曲。バリバリ直撃世代なので当時観てましたよ、同期はボウケンジャー、カブト、スプラッシュスター・・・これ以上言うと憂鬱になりそうなのでやめとこう。ゾロリといえば山ちゃんのイメージが強固なものなので93年に神谷明さん主演でアンパンマンと同時上映で映画やってたのを知った時はマジで驚いた。

 

 

ゾロリの主題歌は大半が作詞・藤林聖子、作曲・田中公平という超ビッグネームが手掛けており、それだけに印象に残りやすい上に名曲が多い。初代OP『ハッスル』に『あじゃぱー』『ブワーっといこうぜ』etc…、一部は配信されてないので10数年以上聴いてないけど、どんな曲だったかは覚えてるので今でもサビだけなら簡単に歌える自信がある。

その中でこの『ゼッコーチョー!』が当時から今でも一番好きなゾロリソングだったりする。あの時の記憶が確かならば、イントロの「テーン!テーン!テテテーン!」がめっちゃ好きだったし、なんなら今も好き。この壮大な田中公平サウンドから『かいけつゾロリ』が始まるんだとワクワクした2006年の毎週日曜朝7時、去年久しぶりに聴いた時にあの頃の気持ちを思い出した。

歌詞は「着替えを10秒でできた」「占いで1位だった」「鉄棒できた」「友だちが1人増えた」と良かったことがひたすら並べられてる。大人の視点から見たら下らないことが多いかもしれないけど、確かに小学生時代は占いで1位だった時は嬉しく12位だった時は凹んで、鉄棒ではないけど苦手だった縄跳びを必死に練習して50回連続で飛べた時なんかは凄く嬉しかった。良いことが重なると「俺今日絶好調じゃね?」とも思えてくるのも分かるし、とことん子供に合わせつつ共感できる歌詞だと思う。そんな童心に帰れる藤林聖子の詩と爽やかで愉快な田中公平サウンドと楽しく歌い上げるゾロリこと山寺宏一の歌声を融合させた、どの世代の子供にもあの頃ゾロリが好きだった大人たちにも通ずる一曲。ちょうど今配信してるYouTubeの『まじめにふまじめ かいけつゾロリ』が50話まで行ったし、来週分からはいよいよOPが『ゼッコーチョー!』に変わるから、久しぶりに観てみようかな。

 

 

 

余談だけど、自分はまだまだ子供のままなんだなぁって以前Eテレでやってた『もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ』を観て痛感させられた。その回の内容はゾロリたちがロボット同士の相撲で対決するみたいな回で、普通の相撲かと思いきやトントン相撲だったり指相撲だったりしてゾロリがいちいちツッコミを入れるシーンが面白くて年甲斐もなく爆笑したんだけど、「まだゾロリで笑えることへの幸せ」と「まだゾロリで笑ってのは大人になってない証拠」と2つの感情が合わさってちょっとだけ複雑になった。前者も後者もある意味正しいしどっちかが間違いなんてことはなんだけどね、少なくとも、今のゾロリも大人も子供も笑えるいいアニメなんだってことが分かったから今はそれでいいや。

 

その⑫に続く

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