タナカガさんご結婚おめでとうございます。
〈今回の逃走者・ゲームマスター〉
亜生(ミキ)〈3〉
あの〈初〉
井桁弘恵〈初〉
ELLY(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)〈初〉
大久保嘉人〈初〉
金村美玖(日向坂46)〈初〉
金城碧海(JO1)〈初〉
黒木ひかり〈初〉
クロちゃん(安田大サーカス)〈3〉
昴生(ミキ)〈3〉
小島よしお〈2〉
斎藤司(トレンディエンジェル)〈3〉
佐藤景瑚(JO1)〈初〉
佐野勇斗〈初〉
シバター〈初〉
じんじん(パパラピーズ)〈初〉
瀬戸利樹〈初〉
タナカガ(パパラピーズ)〈初〉
津田篤宏(ダイアン)〈2〉
なえなの〈初〉
ハリウッドザコシショウ〈初〉
本田真凜〈初〉
三ツ間卓也(元プロ野球選手)〈初〉
ミンホ(SHINee)〈初〉
森崎ウィン〈2〉
よしこ(ガンバレルーヤ)〈初〉
ゲームマスター:佐藤二朗
〈〉内は逃走中の参戦回数
本命:ELLY、佐藤景瑚
対抗:ミンホ、金城碧海
大穴:森崎ウィン
ちょっと気になる:あの
裏切り者:シバター、クロちゃん
↑筆者の逃走成功&裏切り者リスト。暫定的とは言ってましたが結局変えませんでした。
冒頭からゲーム結果について触れてます!ネタバレ注意!980円払える余裕のある逃走中ファンは絶対観よう!
『逃走中』の豪華な回と聞いて私的にパッと思い浮かぶのが、ジャンプ第4回、カスペお台場、池袋、王国、信長と忍者の里、エピソード1、アルティメット、ハンター消滅、時空を越える決戦、新ゲームを攻略せよ、だいたいこの辺り。
人によっては「この回も豪華だと思う」という意見も当然あると思うけど、例に挙げた回はどれもゲーム時間、賞金、ミッション、逃走者、ハンターの数などが通常回よりも派手だったり華やかさがある印象があるが、今回の『Battle Royal』も配信前はそれらに並ぶくらいのゲームになると思ってた。……うん、「並ぶ」と思ってた。しかし世界のNetllix様は規模が違った。いや、違い過ぎた。ネトフリとフジテレビが組んだ結果は我々の想像を遥かに凌駕していた。
ゲーム時間は200分!過去最長!←そうこなくっちゃ!
逃走者は29名!←アルティメットや新ゲームを攻略せよと同じくらいの数!いいぞ!
舞台はハウステンボス!←大好きなステージですありがとうございます
ハンターがスカイダイビングしたり水に飛び込んだりします!←なんじゃそりゃ!でも面白いぞ!
逃げ切ったら賞金は120万!でもミッションクリアしたから504万になりました!←ごごごごおっごごおっごごおごごごg504万!?!?!?!?!?!?
504万っておま、どんだけインフレしてんですか!!?歴代最高獲得金額が『アルティメット』の276万なんだぞ、なんでいきなり200万以上も上がっとんねん。そもそも逃走成功者の中で200万以上獲得したプレイヤーでさえたった3人ですよ、9年ぶりに4人目が現れるかもと胸躍らせてたのに逆に引きましたよ。ネトフリマネーってすげぇんだな……。
ネタバレ注意の警告は出したので早速ゲーム結果に触れちゃうと、今回はゲームオーバーとなってしまったので4人目の200万以上獲得した逃走成功者は現れず。予想記事で「こんだけ派手にやってるんだからゲームオーバーならブーイング不可避だぞ」とか言ったヤツがこんなコト言っても説得力皆無なのを承知で言うと、この結果は正直安心しました。やっぱ504万はインフレにも程があるし、ここまでの額ならそう簡単に取って欲しくない、普通なら絶対逃げ切れないような状況においても生き残ることが出来た人にこそ相応しいと思うので。
佐野さんには悪いけど最後のハンター20体放出を阻止して誰か一人でも逃げ切ってもそこまで興奮しなかったかもな…。バラエティ的な盛り上がりとしてもあれほどの大量ハンターから逃げ切ってこそ504万という金額が似合うと思う。言うても今回終盤まで生き残ったプレイヤーは全員それに見合う活躍をしていましたけどね。残り60分時点で生存していた全員が1ゲームの最長逃走時間更新だもんなぁ…(『新ゲーム』の140分+密告中50分を合わせた場合でもラスト4人が樹立)。
個人的な好みの話をすると、今後も『Run for the money』シリーズを続けていくとして、200万以上超える場合が日常茶飯事となる場合はゲームオーバー前提の構成でやっていった方がいい気もしなくもないです。自分はゲームオーバーだと意気消沈してしまうタイプの視聴者なので毎回とは言わずともやっぱり誰か1人は逃げ切って欲しいと願ってるものの、こうもTVでは出せないような桁違いの金額をポンポン出されてはTVで100万獲得しても「theよりしょぼいやん」となり逃走成功の価値そのものが下がってしまいそうなのと、単純に出費がすごいコトになり番組側も大変だとは思うので、それこそSASUKEの完全制覇ぐらい滅多に出るものぐらいの方向性で行った方がいいんじゃないかとは思います、このシリーズは。『逃走中』というカテゴリは同じだけどTVと「the」は別、遊戯王OCGとラッシュデュエルみたいな感じで。でも視聴者側としては「逃走成功者が出ないとつまらない」と思う人の方が多そうですし、こんなコト提唱した自分さえも次回以降の内容次第で考えが変わるかもしれませんが。
やはりTVとは規模もタイトルも違うだけあって、演出面もだいぶ違っていた。BGMはTVが映画作品などの劇伴を使用してるから変更されるのは何となく分かってたけど、ナレーションがお馴染みのマーク・大喜多さんから小林ゆうさんに変更されてたコトは想像つかなかった。予告から小林さんが担当してたとはいえ、実際に1話を観るまでは本編はマークさんでいくと思ってたので、最初は「マークさんじゃないのかよ~」という思いもあった。でも今回使われたBGMが全体的に派手さを抑えたものが多く裏切り者などの存在もあっていつも以上に緊張感が増した雰囲気を壊さない、マークさんっぽさも出しつつオリジナリティのある絶妙なトーンの語りは第1ミッションぐらいでもう馴染んでいた。たぶん指令室のモニター音声も小林さんかな?(「違いまする」の場面)
ちなみに筆者は残り10分までずっと朴璐美さんがやってるかと思っており、ハンター20体が放出された後の「最終決戦の始まりだぁ……」で「これ小林ゆうさん?」と気づきました。
ゲームマスターの佐藤二朗さん、はっきり言ってしまうと、自分は以前からこの人の芸風はそんな好きじゃないです。『勇者ヨシヒコ』のようにツッコミ役や"受け"となるような人物を入れてくれるならまだ気にならないけど、一人芝居とかだとどうしても「俺の言ってること面白いだろ??」オーラが隠しきれなくて不快感すらも感じてしまうコトもあるので、今回はどちからと言えば後者の方だったかな……、「不快」よりは「寒い」だったけど。裏切り者になった逃走者のカードをカメラが覗こうとする下りは流石にくどかった、ここは佐藤さんではなく演出の問題だが。
でも芸風はあくまで個人の好みの問題だし、それを踏まえても、真面目で冷静沈着な月村、気分屋な如月、時に悪女面をも出す青山シズカとも違う、お茶目で愉快なおじさんというキャラは歴代のゲームマスターと差別化できていたし、予想記事でもそんな風に書いた通り、「実在の芸能人が逃走中を取り仕切る」のは『逃走中』はあくまでバラエティ番組だということを忘れさせない大事な要素だったと思う。今となってはドラマパートも逃走中に欠かせない要素になってる中、ドラマ・SFチック臭はあれどそれらを必要最低限に留めていわば"天の声"のような立場でゲームを動かしていくのは他のゲーム系バラエティでもありがちな点なので、ドラマ導入前こそが真の逃走中と主張するファンとドラマ導入された辺りが一番好きというファンの両方の意見を中立的に採用した良い判断なんじゃないかと自分は捉えています。佐藤二郎さんによっぽどのコトさえなければゲームマスターを続投するのは確実なので、次回からは水無月ユリエポジでムロツヨシさんか木南晴夏さん呼んでもいいんですよ。木南さんは逃走者としても出そうだけどな…、今も芸能活動やってればだけど。結婚後のコトはよく知りまへん・・・と思ったが普通に『トクサツガガガ』とか出てたな。
続けてミッション面について。賞金だけでなくエキストラ大勢用意したりクルーズ船や飛行機まで用意するのは一目見ただけで「金掛けてんなー」と伝わる。ハウステンボスを3時間以上貸切るだけでも相当掛かってるだろうし、ネトフリとのタッグだからこそ実現したであろうモノが盛りだくさん。
最初の3人確保まで大量ハンターが続くのは『ハンター消滅』、裏切り者は『クロノス/ジャンプ!森の公園』、他にもBMX部隊や飛行アンドロイドなど、過去の回でも印象的だった要素を再利用しており、けど別に焼き直しではなくハンター消滅ボタンや擬態ハンターのようなアレンジも加わってネトフリ第1回目にしてTVで培かわれたノウハウを活かした集大成感があり、かつ懐かしい気持ちにもなれる。やっぱコレ20周年記念までとっとくべきだったんじゃ…?過去記事で何回も言ったように自分は第6回長崎ハウステンボスへの思い入れが尋常じゃない視聴者なので、100体ハンターミッションはハンターの数だけでなくエリア内の一般客からアイテムを受け取らないといけないのは当該回のモヤっとボール型パスポートを思い出して一人はしゃいでました。
そういやハウステンボスで行われた逃走劇はエリア移動ミッションがほぼ恒例化していたけど今回は無かったな…。基本的に移動後の舞台となるマリンターミナルが最初から解放されてたしやる必要無かったしあれ以上広がるのは難易度的にも無理そうなのは分かるけど「金子ダッシュしろ!ダッシュだ!足上げろ!」でお馴染み(?)のパレス側も使って欲しかったな…、ハウステンボス回の幕切れはあそこの庭園が一番似合うので。
第1ミッションで集めたキーワードを送信するのに使ってたアプリってLINEだったのね…、10周年記念のチーム戦で初登場し大江戸ヒーローズを最後にいつの間にか消えてたチャットもアレだったんだろうけど、何気に新発見だな。今回はいつもよりメールやタイマーの画面をカメラに見せてくれる逃走者が多かったが、あのタイマーは公式で配信してくれないかな…。
次に逃走者について。歴代最多2位タイの29人に過去最長のゲーム時間、スタートハンター20体に裏切り者の出現と波乱続きな展開もあり、系列グループのメンバーの殆どが好成績を収めてきたELLYさんに元サッカー日本代表の大久保さんなど、自分以外にも本命だと予想していたであろうプレイヤーが前半で散る大番狂わせも。
予想とは大きく違ったのはクロちゃん、配信前は割と本気で「お前はまたろくでもないコトをしでかすんだからもう出なくていいよ…」と不安になった通り、裏切り者に名乗り出るのは目に見えていたが……、まさかの無罪。これ絶対スタッフも「お前らどうせクロちゃん裏切ると思ってたんだろw残念でした違いまーすwwwww」みたく笑ってるだろうな…。思い返してみると裏切り者という概念が登場した回はどれも「投票制」「立候補制」「ミッションクリアした者だけ裏切り者になれるチャンスがある」と、どれも違うやり方だったので、してやられたとしか言えない。本気で疑ってたのは事実なので一応ゴから始まる言葉で謝罪はしておきます、ゴイゴイスー。
しかし裏切り者への疑惑を抜きにしても今回のクロちゃんは地味な方だったのは意外っちゃ意外、元日SPの久保田パターンとは。クズらしい行為もせいぜい自分を疑っていた小島さんが捕まった時に悪態を吐いたくらいで、それも自分としてはゴルゴさんのあっちゃんに対する「自業自得だよ!」と同じ程度に受け取っているので、裏切り者にならなかったからこその結果ではあれど、容疑者候補Aという役柄にしか過ぎず、ハンター放出を阻止したとはいえ今回は別にいてもいなくてもそんな変わんなかったなというのが「人としてのクロちゃんは苦手」だと思ってる自分の正直な感想。チケット貰った矢先に100体ハンターに捕まったのは小悪党らしい最期だったよ。
河本さんが最終ミッションまで生き残ったのは予想外だった。一応、予告映像でハンターに見つかるシーンはあったが陽が昇った後だから折り返しまでは生存してるのは確実で残り60分くらいまではまだ居るかなぐらいに思ってたので、まさか180分近く逃げ続けたのは大健闘と言っていい。これまた私的な話だけど、次長課長って自分が一番テレビにかじりついてた頃に活躍していて、バラエティ以外にもドラえもんの映画で声優やったり相方の井上さんと共にケロロの主題歌を担当したりと馴染み深い芸人なので、直撃世代としてはここまでの活躍は純粋に嬉しい。10年前の件も誰が悪いのかは置いといて少しだけ心が痛んだので…。柴田さんやカジサック(梶原)さんも出れたんだからロバートとかから誰か一人だけでも出ないかな…。あと同じくケロロのED歌ってた麒麟川島さんの再登場も…。
※筆者は『はねトビ』や鬼ごっこやってた頃の『Qさま』が大好きでした(やべぇ年バレる)
完全に他の逃走者に巻き込まれる形で捕まった井桁さん、ゼロワンを観てた身としてはまた可哀想に思いましたよ。知らない人向けに軽く解説すると、井桁さんが演じた仮面ライダーバルキリーは話の途中からパワハラ上司(仮面ライダーサウザー)に振り回されるなどもあって活躍がめっきり減ってしまったライダーなので、役柄と演者本人は別とはいえ、ゼロワンでの扱いがああだったからこそ純粋にゲームを楽しんで欲しかった想いもあったので、全然関係ない番組でさえ不遇に甘んじなくても……。クイズ番組にもよく出てるし今度またタイムショック出てたら観るか、イズ派だけどいい加減この人が活躍してるとこ見ときたいし。しかしそれでも佐野さんやミキの2人に比べれば可愛い方。佐野さんは本人もミッションに貢献出来ないコトを嘆いていたとはいえハンターに追われながらも振り切る場面が多く見せ場には恵まれてたので前回の"佐野さん"程不遇じゃなかったかなという印象。
昴生さんの確保シーン、ハンターが水面へダイブする映像は嫌でも印象に残ったので、新型ハンターなりミッションの特別な仕掛けだと思ってたのに、普通にエリア外にいる逃走者捕まえるだけに飛び込んだのかよ!!昴生さんずっとあそこに居れば捕まらんじゃんと思ってた矢先にアレだよ!!いやー酒井さん以上の笑える確保シーンがもう出てくるとはねー……。ただ、アレ安全面は大丈夫なんかね…?あと携帯も。それと普通にボート乗ってる昴生さんをタッチするだけでよさそうなのにわざわざ横転させたハンターの行動はちょっと解釈違いを感じましたね、アンドロイドはあんなコトしなさそうなので。自分は別にハンターに詳しくないどちらかと言えば逃走者側のファンなので初期の頃のような姿勢を低くして逃走者に近づくみたいな人間らしい動きと好意的に受け止めましょうか。
亜生さんは同情こそあれどシバターさんのとんでもなさすぎる行動が同情や哀れみを上書きしてしまったでしょアレ。いやホントにやってくれたぞアイツ!!!!これまで鈴木拓だの村本とか久保田やらクロちゃんなど、所謂クズキャラの逃走者は出てきては幾度となく炎上案件を起こしたが、あれらはあくまで口や態度が悪いに過ぎないので、物理的な行動に走るのはマジでドン引きですわよ……。動揺しすぎて「これ下手したら番組終わる程の大事件だぞ」とツイートしちゃったからねおれ(翌日「いやこの程度じゃ終わらんわ」と冷静になったので削除しました)
ガチのルール違反ならスタッフがマジで注意しただろうし場合によっては撮り直しになった可能性もあるからルール的にはセーフなんだろうけど、あれはネタ抜きで次回以降ナーフした方がいいと思います。シバターさん自身、半分はウケ狙いでやっただろうしケガさせたりハンターへの攻撃は完全にアウトなコトは分かってたと思うけど、アレが今後もまかり通ったらゲームの趣旨が狂うしいずれマジで取り返しのつかない事態に発展しそうだしなぁ…。真似されても困りますしね、鈴木拓名人の自首も世間的には非難されたけど後に出演した逃走者には彼をリスペクトし模倣した戦略を立てた人もいるので(失敗したけど)、禁止とかにしないと多分あんなコトやる人は出てくると思う。木登りも首絞めもああいうのは一回きりでいい。たぶんこういうのは邦正さんとかのように数年後には伝説と化するだろうけどね…、こういうのも「the」の黎明期だからこそ出来たものでしょう。
人を盾にして191万獲得については自首容認派の自分も納得しきれない部分はあるけど、ゲームマスターのあの行動へのツッコミで「今回のゲームマスター佐藤二朗さんで良かったわ」と感じれたのでその部分だけでもこの人を出した意味はあったと思います。
プロ野球ファンの自分もまさか出演するとは思わなかった三ツ間さん、これは本人とファンの皆さんには申し訳ないけど、マエケンさんや松田選手らこれまで出演してきた人たちと違ってタイトルも獲得してない、それこそ代打三ツ間事件が無ければ本当に知名度も皆無に近かった人なので、上原とかラミちゃんとか有名な元選手ではなく何で三ツ間なの?、一プロ野球ファンとして出演者発表時に真っ先に思った正直な感想。
でも、これは完全に自分の勉強不足なだけだけど、自分もこの番組に出演したYouTuberに関してはHIKAKINさん以外誰一人として知らなかったからなぁ…、YouTuberに疎い人はみんな「何でこんな無名なヤツ呼んでんの?」と思ってる人もいるだろうけど、その分野に詳しくなければ人気俳優も旬の芸人も登録者数100万超えのYouTuberも若くして引退したスポーツ選手も皆同じようなもんではありますけどね。自分もこの番組をきっかけに眞鍋さんや愛之助さんのコトを知ったので、知らない分野の人を知るいいきっかけになるでしょう、少なくとも逃走中に出れる人は一般参加者含めてそれなりの理由やポテンシャルを秘めてるのは間違いないですし。
話がズレたので三ツ間さんの活躍に触れると、見せ場・撮れ高はあのマエケンさんに匹敵するものがあった。残り19分、たぶん100体ハンターミッションの時に休憩時間があったとはいえ3時間近く走ってる中そこまで余裕の無い距離でハンターに追われながらも振り切る、最強のイチゴ農家じゃん…、メジャーリーグからスカウトの誘いあってもおかしくないぞ。本人は「足遅いなりに健闘した」と語ってたがアレは足速いですよ…。裏切り者投票でも斎藤さんに票を誘導させ裏切り者を追放させただけでなく濡れ衣をかけられた金城さんを救った活躍は三ツ間さんのTwitterにもJO1のファンからの謝罪や感謝のDMが多数届いた模様。ミッション失敗の戦犯になったりハンターに追われた時に他人を巻き込んた人がバッシングを浴びるのは慣れていても心が痛むのでこういう話は微笑ましい限り。出てしまえば知名度とかは関係ねぇんだなって。
なので敢えて深堀りはしてないけどちょっとだけ黒木ひかりさんが心配、おれ『ウルトラマンZ』はたぶんシリーズで1番好きなのよ…。第14話「四次元協奏曲」はマジ泣きしかけたし今になってゼットライザー欲しくなってきたしジードのアーツも(関係ない話なので以下略
今回の目玉だった裏切り者、これまでとは違い2人存在し、視聴者目線でも先に1人だけ正体を明かしもう1人は後半まで謎のままにするという、『ハンター消滅』のニセ逃走者のアイデアも取り入れて目の離せないゲームを展開。ちなみに筆者は何も考えず視聴していたので全然分かりませんでした。
津田さんはワンピースコラボ第2弾や戦闘中のチーム戦で他のプレイヤーを救ってた行動が印象的だったので裏切ったのは意外だと思いつつも、そういえば元々自首狙いのスタイルだから裏切り者になるにもそこまで驚かなかった一方、斎藤さんはそんなに人となりは知らなくとも何となく「いい人」なイメージは強かったのでまさかこの人が裏切るのかよ!?とちょっとショックはあった。でも人格面は別として、斎藤さんってこれまでの回では戦闘中含めどれもパッとしないまま退場、活躍したのもせいぜいワンピースコラボ第1弾でワンピースの知識に疎い吉田沙保里さんにキャラの名前を教えてたシーンぐらいなので、これまで髪…ではなく影が薄かった斎藤さんだったからこそ衝撃は大きかった。最初のミッションの「蓋開けたらヒドイもん 個人プレイだみんな」発言は今思うと伏線だったのかもな…。2人とも罪悪感はあったから、根っからの悪人では無さそうよね。むしろソファーのために裏切った人のように開き直って端っこで一人暖をとってもよかったのよ。おれも、あのさんに「あのハゲめ!」って面と向かって言われるなら裏切り者になりたいと思わないコトもない。
ネトフリのページのキービジュアルではミンホさんがセンターを飾っていたので「これ間違いなくラスト10分まで生き残るな」と視聴前で確信。ちょっとネタバレが過ぎるんじゃないかと思わないコトもないけど、実際は今回の物語もといゲームの主人公は誰か選べと言われたら「ミンホさんしかいないでしょ」としか答えられませんよね。ミッションでの活躍・ハンターを何度も振り切る身体能力は勿論、ちょっとお人好しな面に裏切り者に騙されてしまい善人を疑ってしまったコトに罪悪感を覚えてしまう一面もバトロワ系作品の主人公っぽくない?そんな主人公仮面ライダー龍騎ぐらいしか知らないけど(オイ)。
ラスト2分の攻防、身を潜める建物にハンターが近づき意を決して飛び出すも見つかり別のハンターにも追われる絶体絶命の状況でも、これまで何度もピンチを乗り越えてきたからこそ最後まで分からない勝負はBGMの切り替わりやテンションの上がってきたナレーションと、その目と耳に届くもの全てが興奮と緊張を煽る最後にして最高の盛り上がり。何せ牢獄でもずっと椅子に座っていたシバターさんでさえ立ち上がっていたからねぇ…、確保者も自首成立者も裏切り者も一つになって見守っていたあのラスト、結果は報われなくともあれだけで「3時間以上見続けて良かった…」と言わしめる結末でしたよ。
【総括】
「僕もう誰も信用しないです」
「誰も信用できない このゲーム」
「아무도 믿을 수 없다 (誰も信じられない)」※Google翻訳
そんなあなたたちに『ハンターと偽ハンター』回に出演した、なにわ男子・大橋くんの「人は80%信じればいい」という言葉を送ります(参考文献・PHP2021年11月号)
ゲーム時間や終盤のミッション・ハンター数がかなりの極悪モノだったのでゲームオーバーも仕方ない結果だったけど、それでも皆健闘していた。ミンホさん・三ツ間さん・佐野さん・JO1の2人なんかはこれ絶対捕まるな…って状況でもハンターを2・3回振り切ってたし、蓋を開けてみれば歴代最高レベルのプレイヤーが集まった回だったんじゃないでしょうか。何人かはTVや次回以降の「the」シリーズでリベンジのチャンスがあって欲しいな…。
蹴落とし合いの裏切り合いばかりじゃなくて、ハンター放出阻止ミッションでの協力、投票では裏切り者疑惑のある人物へ票を集中させる連携もありと、光と闇、良いところも汚いところも思う存分あり、ド派手なゲームの構成に主役となる逃走者たちの活躍と、これぞ逃走中と世界に誇れる完成度なのは間違いないでしょう。
シバターさんの件以外にも大久保さんがW杯の取材中に「ネトフリのやつ見ました」みたいに声をかけられたそうなので、国内外問わず反響はかなりあった模様。この回で打ち切りというのは恐らく無いので1年後でもいつでも、TVと並行する形で続いていくといいですね。これだけの規模を維持・進化させていくのは大変だろうけどもっとすごいところまで行ける確信は今回で得たので、いずれ海外での開催とかもやっちゃっていいんですよ…。昔自分も夢見てたディズニーランドが舞台の逃走中も夢や創作じゃ無くなってきてるぜ…、これぞ逃走中ドリームだぜ。みんなも逃走中観て夢広げようぜ!(こんなコトをネタバレ記事で言っても意味ないような……)
というかそんなコトよりも自分としてはハウステンボスでの逃走劇が11年振りに見られたのがデカい。デカすぎる。あれから時が経ちすぎたのもあって花畑のような新エリアも加わりつつ、ドムトールンの塔に風車などあの頃のまんまの風景がそこにあり、なんてことないシーンでも「ここ藤森さんがヘリに見つかった場所だ!」「ミンホさんの確保地点って麒麟田村さんを見つけたハンターが歩いてた路地だよね?」みたいに思い出深い場所を見つけては興奮し、内容が内容だけに自分がずっと密かに願っていた「またハウステンボスで逃走中をやって欲しい」という夢が最高の形で実現しました。本当にありがとうございます神様仏様フジテレビ様Netflix様。
タイバニ2期とジョジョ6部の独占配信や月額料金の高さから今までネトフリにあんまりいいイメージ無かったけど今ではこの有様です。すぐ解約するつもりでしたが、これ何回も観たくなるのでちょっと迷ってます。それに水曜どうでしょうが配信されてるコトを最近知ったのとロマンティックキラーってアニメも面白そうなのでもう2ヶ月ぐらいは続けてみるか…?どちらにせよ第2回があればまた契約するのは約束します。980円あれば。
えー、最後の最後で全然関係ない話で申し訳ないんですが、この記事内の文字数は10823字です。気づいたらそうなってちゃいました。恐らく当ブログの最高記録です。いやー、予想記事ではちょっと最近のブログモチベーションが落ちてて感想も書けないかもーと言っておきながらこの結果ですよ。裏を返せばそれだけの熱量が今回の逃走中にあったってコトですかね。いやほんと、これだけのために980円払った価値はありましたよ。もう逃走中は日本を代表するテレビ番組にまで成長したコトを実感できたので、雑にタイトル回収して締めたい思います。こんな長ったらしい感想を最後まで読んで頂きありがとうございました。世界!!!おれの推し番組を見てくれ!!!