その⑦はこちら
今回紹介する曲はこちら、yukaで『Out of Sight』。
上の動画の通り、同人ゲーム『電車でD Buning Stage』の挿入歌です、DL版もあるのでお求めの方はDLsiteかメロンブックス辺りでお買い求め下さい。
前回(その⑦)にて『電車でD』に手を出したのがつい最近と書きましたが、実は作品自体は数年前から知っていてこの曲も9年前からずっと好きな曲の内の一つだったのです。と言ってもまともに聴いてたのは一時期のみで去年になって数年ぶりに聴いて再熱したんですが。昔は捻くれた性格だったので(今もだけど)一般のJ-POPにも顔負けしてない曲だぜー!みたいに推してて何月が経つにつれて普通に好きな曲になってた感じです。
この曲を好きになったきっかけはやっぱり、シンプルにいい曲だなって、それに尽きるんですよね。詩もそうだし歌声や曲調など、王道とまでは言わないかもしれないけどシンプルで聴きやすくハマりやすい。ジャンルとしては一応ユーロなんだろうけどJ-POPっぽさもあったりして万人受けすると思う。歌詞も「あたしが見ている世界はほかの誰よりも輝いている」「今は傍に居てよ 何も言わず抱きしめるから」など、そんなに臭くもなくてややポエミーでオシャレなフレーズに心とキュンとされる。というか9年前から惚れている。そういうのもあって「『電車でD』シリーズの楽曲で初心者に勧めるとしたら?」みたいな議題になるとこの『Out of Sight』がよく挙げられてるんですよね。実際シリーズを代表する曲だと思うので無難な選択肢だと思います。
そしてもう一つ特出すべき点がこちら、イントロにシーメンスVVVFことドレミファインバータを使用していること。この曲が使われた場面が阪急2000と京急2199のバトルシーンだったのもあって、京急の代名詞だったこのメロディを曲に組み込ませるのは痺れる演出。電車の磁励音を作曲に取り入れるのが電車同士のバトルを描いた作品だからこそ成せる技。京急は昔一回だけ乗ったけどその時聴けなかったもんなぁ・・・、今はもう無くなってしまったみたいだし生で聴いてみたかったぜ。因みにシーメンスVVVFは同じ歌手の『Mass driver』(こちらも電車でDの楽曲)にも使われています。
もしもこの曲がいいなと思ったらサントラもあるので買いましょう。補足しておくとサントラ内の曲は2週ループする仕様になってるので一応注意、でもドライブや電車の車内で聴くにはピッタリです。www.dlsite.com
その⑨に続く