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恐らく今の20代の人は子供の頃よく聴いてたと思う一曲、先生怒らないから「マリオGTA」で知ったと言う人は手を挙げなさい。ノ
イントロで聴き馴染みのある地下BGM、Aメロやサビで100人中100人があのゲームの音楽と分かる地上BGMが使われてる通り、完全に『スーパーマリオブラザーズ』を意識している曲。任天堂の許可は恐らくとってるので大丈夫だとは思うけど、まんますぎて「これいいのかよwww」と当時ガキだった筆者は大爆笑していた。でも今も割と笑える、「ブロック壊すのは今じゃ裁判沙汰」「所有権ガーとうるさいやつが多くて花も摘めない」と妙に時代の経過の哀愁を漂わせる歌詞でクスっときてしまった。でもマリオ今でもブロック壊してない?花ってのはファイアフラワーのことだろうけど普通に現役な気がするし(近年のマリオシリーズ全然プレイしてないので間違ってたらスンマソン)。
実際かなり笑える曲だけど、マリオあるあるやファミコン時代の背景なんかも描かれていてどの世代もニヤリとできるし当時のゲーム事情も少し分かる。お母さんが掃除機かけてコンセントが抜けたりお父さんが相撲観るためにチャンネル変えてしまうシーンなんか、平成も同じ感じだけど大人がゲームに無関心だった時代なんだなと感じる。ルイージが空気であまり使われないのは今も同じだと思うけど。歌い方も「ルイジ拗ねてるかもよ」とテンポに合わせた結果ちゃんと名前を言ってもらえないのも彼らしいというか。歌詞表記にも「ルイジ」と書かれてて本当に不憫が似合うやつだなと思った。
その㉛に続く