ソラシドトリガー! -Sorashido Trigger!-

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好き勝手に好きな曲を紹介したい! その⑱ 緑黄色社会『アーユーレディー』

その⑰はこちら

rororomaturity.hatenablog.com

 

 

今回紹介する曲はこちら、緑黄色社会『アーユーレディー』

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アーユーレディー

 

昨年夏に公開された映画『都会(まち)のトム&ソーヤ』の主題歌、この映画の原作本は学生時代の愛読書で当時からアニメ・ドラマ問わず映像化を望んでおりまさに待望の映画化だったので当然映画館で鑑賞。

話はほぼオリジナルながら『マチトム』らしいリアルロールプレイングゲームを描きつつ、原作でもお馴染みの要素を拾っていてファンなら見て損はない仕上がりになっているが、映画だけではなく主題歌もマチトムらしさ満載。当時の自分は緑黄色社会というグループについては最近人気があるのは知ってるけど曲はYouTubeの広告でたまに出てくるニキビ治療のCMソングぐらいしか知らなかった。

 

正直、映画のエンドロールにてこの『アーユーレディー』を初めて聴いた時は「へぇーこれ緑黄色社会が歌ってるのか、まぁいい曲だよね、帰ったらDLしとこ」程度にしか思わなかった、しかし、後日何度も聴き返してみると「えっこの曲めっちゃ『マチトム』の主題歌じゃん・・・!!」とやっと気づかされた。

「アーユーレディー」というタイトルもさることながら、メロディに密かに打ち込められた8bit、何度も使われる「君と(を)〜」というフレーズ。ゲームらしさや"2人"だから何でもやれそうというマチトムの主題歌にピッタリすぎる一曲。

特に好きな歌詞が「握りしめた無名のパスポート ここから僕ら何者にでもなれる」「だってだってねぇこの命は 一度きりだけど一度きりだから」の2つ。前者はごくふつう(尚ひらめきに関してはドラえもん並み)の中学生だった内人が創也と出会い「創也と共に栗井栄太を越える究極のゲームを作る」という目標が出来る、内人のことを暗喩している。後者は「一度きりだけど一度きり」という言い回しも好きなのだが、映画にて「もし自分たちがゲームの世界の住人だったら"ゲームだから死んでも大丈夫"とは思わない」といった(正直うろ覚え)"命"に関する選択がカギとなっており、本編の展開ともマッチしていてここまで合わせてたの!?と目と口が大きく開いたくらい驚いた。

 

 

その⑲に続く