その⑤はこちら
今回紹介する曲はこちら、LiSAで『träumerei』。知る人ぞ知るアニメ『幻影ヲ駆ケル太陽』のOP主題歌でございます。
LiSAさんといえば今や『鬼滅の刃』のイメージが強すぎるところはあるんですけど、自分の中では今でもSAO、劣等生、ヒロアカなどの人気アニメの主題歌を担当するアニソンシンガーなイメージですね・・・いや今も昔もずっとそうじゃん。
そういう訳なので、『Rising Hope』も『紅蓮華』も好きなんですけど、その中で一番好きなのが『träumerei』という曲・・・なんですけど、正直この曲他のと比べていまいち空気なような気もして・・、タイアップ先の『幻影ヲ駆ケル太陽』がまどマギの二番煎じ感丸出しであんまり人気ないのもあるし(好きな人ごめんなさい)(おれも本当は好きだけど)。
別にマイナー曲を推して通ぶりたいってことでもなくて、単純に9年前からこの曲に惚れているんですよ。SAOを観てなくてこれでLiSAさんを知ったというのもあるし、当時はまだ若く背伸びしたいお年頃で、そもそもこのアニメに手を出したの「『幻影ヲ駆ケル太陽』ってタイトルかっけえ・・・!」と非常に子供らしい理由ですからね。そんな厨二テイストなアニメのかっこいい主題歌、特に歌詞がそれはもう大好きで大好きで。その中でも特に好きなのがこちら↓
「残像と彷徨いながら手に入れた眼は 透明な愛を濁して映し出して行った」
「太陽に憧れたのは君みたいだから 太陽を遮ったのは君みたいだから」
今でも精神年齢は中学生レベルなのでこういう歌詞見るとときめいちゃうぜ。みんな邪気眼とか好きだったじゃん、「残像」「彷徨い」「手に入れた眼(義眼)」僅か5秒間にここまで厨二心をくすぐられるワードを詰め込められて今でも聴いてるとあの頃に戻れそうですわ。・・わりかし冗談でもなく、クサさもややあれど深夜アニメの主題歌としては王道寄りのかっこよさがあると思う。「太陽に~」なんてアニメの内容とめちゃくちゃ合ってる重要な歌詞ですからね、これを2番に使うセンスも只者じゃない。
いやほんと、曲のテンポや強弱、歌詞や歌声、全てが王道で現在でも通ずる1曲だと思うんですよねぇ。LiSAさん自体が10年前からずっと前線で活躍してて代表曲の殆どが2010年代のアニソンを象徴する曲ばかりなので、この『träumerei』もその系譜を含んでるから、今の若い子もきっと好きになれると思うんですよね。『幻影ヲ駆ケル太陽』のアニメも、世間の評価は低い方だけど好きな人はハマる作品なので観てもらいたい、アマプラとかにもあるので興味ある方は是非。
その⑦に続く