ソラシドトリガー! -Sorashido Trigger!-

前略、画面の前の読者様 このブログに書かれてることは的外れな主観です。だから決して、このブログの記述は鵜呑みにしないで下さい。

他人の好きが自分の好きになった結果、『レヴュースタァライト』にて満たされた「龍騎っぽい作品が観たい」という欲望

先日放送したツイキャスにて、「もしもこの放送を聴いて『ツイキャスって面白そうだな』と思ってくれたら嬉しい」みたいな事を語り、それからしばらくの間考えてたことが、おれって自分の好きなものを他の人にも好きになってほしいからブログやTwitterやってんのかな・・と。

 

目的というか、ブログをはじめた経緯は今までも何度か言いましたが、とある好きなブロガーさんが「みんなも軽率にブログやってみようよ」と呼びかけていて、「じゃあおれも軽率にやってみるか」と勢い任せではじめたので、方向性も、とりあえず自分の好きな特撮・漫画・アニメについて語ろうぐらいしか決めてませんでした。ブログを10ヶ月以上続けてますが、旅日記コーナーを設けたり、自称ラジオ番組まで放送しちゃったりと、開設当時自分が理想としてたブログ像とはいい意味でかけ離れてしまいました。

 

で、前述の通り、そのツイキャスから改めて自分がブログなどのSNSをやる目的を再確認。正直言って、今まではただの自己満足とか自分が面白いと思ってるからとか、そんな感じの理由だったんですけど、もしかしたら自分の好きなものを広めたり紹介して、それを見た人が興味を持って好きになってほしいから、なんだと思ったり。ただし、直接お勧めするのではなく、さりげなくと。

 

例えば、現在生きがいとも言える好きな漫画をもっと他の人にも知ってほしい場合、知らない人になんの拍子もなく「○○って漫画知ってる?面白いから読んでみなよ!」なんて突然話しかけたら無礼だし怖いしそんな人いたら近づきたくないし。フォロワーでもそんなことしてる人いたら正直引く、私の場合は。

だからこそ、Twitterでやんわりと「今月の○○神回だった!」とか「○○の新刊来月か!楽しみ!」みたいに日常の一コマのように呟いたりすればフォロワーの方にはとりあえず名前は知ってもらえるので、そこから手を出して貰えればいいな~とは密かと思ってます。

 

 

 

というか、こう考えるのは単に自分が影響を受けやすい体質なんだからなんですけどね。

自分は漫画アニメなどは狭く深く触れていくタイプなので、購読してる漫画雑誌は3誌、深夜アニメも1クールに多くて5本程度しか観てない人間なので、割と話題作に遅れてついていくタイプだったりするんです。現に今年になって今更2018年の話題作である『宇宙よりも遠い場所』と『ゾンビランドサガ』にハマった人間なので。*1・・一応、去年のうちに『鬼滅の刃』は観ましたよ。炭治郎がヒノカミ使った辺りで一時積んだけど。

そう考えると、Twitterのフォロイーの存在ってすごいなーと。過去思い返すとフォロイーの方が好きな作品にハマった履歴がそれなりにあって。その中で一番視聴欲をかき立たれつつハマったのは少女☆歌劇 レヴュースタァライトという作品。

 

 

まず、この作品に惹かれた一番の理由は龍騎っぽい」という点。

自分自身平成ライダーをずっと見続けてる人間としては「もう一度『龍騎』のようなライダーを観たい」という気持ちが少なからずあったんですよね。それはライダーという観点に縛られず、どこかアニメとかでも「龍騎のような作品を観たい」という気持ちがありまして。そんな中ではじめて「龍騎っぽいアニメがある」という声を訊いたのが、かの魔法少女まどか☆マギカ

自分が観た時には既に話題になってたので、マミさんがマミるとか最終回がウルトラマンネクサスみたいな事は知ってたものの(最大限ネタバレに配慮した紹介)、果たしてどこが龍騎っぽいのか・・・と期待を膨らませて視聴したところ

 

 

 

全然龍騎っぽくねえ・・・・・・・・・

 

 

 

要約すると、「自分が当時期待していた同士討ちの要素が少ないかつ、魔法少女同士が戦う理由も曖昧すぎる。全然龍騎ちゃうやん」

 

あくまで「龍騎っぽい=バンバン人が死んでいくバトルロワイヤル」という認識だった中二病真っ盛りの頃の感想なので今観たら多分全く違う受け取り方になると思うのでそこは安心してください。あれ以降一度たりとも観てないけど

 

どちらにせよ、この時の自分はまどマギの魅力がイマイチ理解できず、「龍騎っぽいアニメ」という点でも満足できなかった。

その後、龍騎のイズムを継承したような作劇の『仮面ライダー鎧武』や、まどマギよりも明確に魔法少女同士のデスゲームを描いた『魔法少女育成計画』なども視聴したものの、自分の期待していた「龍騎っぽさ」とはどこか逸脱していた。鎧武は何故か放送終了後にハマったりしたけど。

 

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そんな欲望を満たせずにいたあくる日、フォロイーの方々が呟いた。「今季やってるスタァライトめっちゃ龍騎っぽい」と。今まで何度か勝手に期待して勝手に裏切ってきたけど「もしかしたら今度こそ・・・」と淡い期待を込めてYouTubeで配信されてた第1話を視聴したところ

 

 

めっちゃ龍騎じゃん・・・・・・・・・

 

 

www.youtube.com

 

厳密に言えば主人公の華恋が東京タワーから落ちるシーンやオーディションに介入するシーンで「あっこの作品当たりだわ」と確信はしたものの、華恋の性格にどこか真司との類似性を感じたり、オーディションという名のレヴューシーンを観て、命のやり取りといった要素はなくても、願いを叶えるための熾烈で残酷な戦い、まさに自分の観たかった「龍騎っぽい」がそこには詰まってた。華恋の最初の相手だった純那ちゃんが完全にシザース枠だったことも相まって。ただ、確かに序盤はシザース枠かもしれないけど終盤は意外と重要なポジションになってるから最後まで観たらシザース枠なんて簡単に言えなくなるよ。現に今となっては推しなので。

 

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一つ言うならば、確かに『レヴュースタァライト』は「龍騎っぽさ」に溢れた作品だったけど、それと同時に「平成ライダーっぽさ」もあったかなと思う。そもそも平成ライダーの基礎が『クウガ』~『龍騎』で出来上がってるからこそそう思う訳ではあるけど、そこもハマれた要員の一つだったかなと。

ひかりの性格やキャラとしての立ち位置は2号ライダーそのものだったし、個人的に1番好きな回が第4話「約束タワー」なのは自分が平成ライダーで一番好きな作品が、作中で東京タワーが頻繁に登場する『カブト』だからこそだと思うし(それは違う)。

それと、これまたTLで「タイムベント回」と言われてた第7話の全貌を理解した時の衝撃は忘れない。

 

ただ、当初はいかんせん本当に龍騎のようなバトルロワイヤルものだと思っていたので、2話で純那ちゃんが負けた時に「この後キリンに殺されたりしないよね・・・・」と心配しながら観てました(笑) 実際は大丈夫だったけど。

 

 

とにもかくにも、まどマギから苦節6年、ようやく味わえた「龍騎っぽい作品」。ここまで辿り着いたのはこの作品を私のTLへ広めてくれたフォロイーの方々のお蔭としか言えない。本当にありがとうございます。

自分も、これを見習ってとかではないけど、自分の好きが他の人に興味を持ってもらえるよう今後の活動に精を出したいと思います。そして自分も、他の人の好きなものにもっと触れていきたい。これもオタク活動の面白いところなのかも。

 

 

*1:関係ないけどこの話、このブログ内で4回くらいした気がする。